2011年04月18日(月)university union.

[ 高崎市長選の課題 ] 今月、中核市になった高崎市の市長選と市議選(定数41)が17日に告示される。東日本大震災は、県内最大の商都に暗い影を落とし、
産業支援や防災対策が、差し迫った市政の課題としてクローズアップされてきた。(諏訪泉、大塚美智子)今月初め、21階建ての高崎市役所最上階にあるレストランが
月末で閉店すると発表された。10年目を迎え、抜群の眺望で観光客にも人気の店だったが、地震で皿など大量の備品に損害を被った。震災後も計画停電で営業が
制限されたうえ、自粛ムードが広がり、歓送迎会のキャンセルが20件以上も相次いだ。経営会社の?久子取締役は「これ以上、前に進む勇気が出なかった。無念です」
と唇をかむ。高崎市は商都のイメージが強いが、合併で市域が広がり、商工農のバランスが取れた「強み」を持った。しかし、震災がいずれにも打撃を与えている。

高崎信用金庫が主要取引先に実施したアンケートでは、8割超が「震災で直接、間接の被害を受けた」とし、7割が「今後半年の売り上げが減少する」と回答した。
県産農産物を扱うぐんま県央青果の小島伝取締役は「自粛の影響で、ホテルや旅館など業務用が動かずに入荷は3〜4割減。県産野菜の出荷規制が解除されても
一度風評がたってしまうと平常に戻るのには時間がかかる」と話す。市は今週、被害を受けた中小企業向けに低利の融資制度を創設、風評被害を受けた農家にも
運転・つなぎ資金を融資するなど支援を打ち出した。これらの産業をどう守っていくかが直近の課題となる。

一方で、今回の震災は群馬県の災害への強さを改めて証明した。気象庁の統計によると、昭和元年(1926年)から東日本大震災まで、震度4以上の地震発生は
32回と関東甲信越で最も少ない。90年代には災害に強い高崎市に情報団地をつくり、緊急時に東京の大企業の情報処理機能をバックアップする構想があった。
今回の事態に「災害への強さはブランドになる」との声も市幹部からもれる。昨年12月に高崎市が策定した「高崎都市集客戦略ビジョン」は、高崎の特性を
「全国有数の交通拠点性」とする。東京へは約50分という近さ。北関東自動車道の全線開通に加え、2014年度までの北陸新幹線金沢延伸で、2時間圏域の
交流人口は日本の人口の3分の1以上の約4600万人となる見込みだ。一方で、単なる通過点になる恐れがあるとも指摘している。市の工業課は
「従来は東北や九州に生産拠点を移す動きが目立ったが、大震災後は、西部や関東内陸部の需要が増える可能性がある」と今後の企業の動きに注目する。
都市間競争が激化する中、積極的なセールスと不足する工業団地など受け入れ態勢の整備が不可欠だ。

高崎市内には烏川、碓氷川、鏑川、神流川などの合流地点があり、浸水の想定地域が27か所ある。新町支庁舎は浸水の想定区域内に入っている。
現在の洪水ハザードマップは、過去最大だったカスリーン台風(1947年)の被害を基に作成されている。市防災安全課は「震災を機に再確認する必要は
もちろんある」と語る。また、06年以降の広域合併に伴って、倉渕、榛名、箕郷、吉井など山間部が増えた。懸念される地滑り、がけ崩れなど土砂災害については、
まだ危険箇所の測量が終了しておらず、住民へのきめ細かい対策は決まっていない。市は今後、土砂災害用の詳しいハザードマップを作成する予定だが、
大震災と余震で地盤がもろくなっている可能性があり、迅速な対応が求められる。(ゴミ売り 4月15日)

ブサヨ松浦が引退しますぅ★と表明して今回の高崎市長選挙は新人同士での対決。あぁ、高崎市自体はオワコンだから正直どうでもいいんだが。

理由1:日本人の性格は物売りではなく物作りの方が向いている。対人コンプ。市政の強さは製造品出荷額で判断。群馬県内の1位は太田市、2位は伊勢崎市。
理由2:箕郷町、倉渕村、群馬町、新町、榛名町、吉井町。事実上の吸収合併を行い、その自治体の財力の低さと市域の拡大が市政運営を難しい物としている。

主な理由はその2つ。群馬県内の製造品出荷額の上位は太田市、伊勢崎市、大泉町がいわゆる3強状態。やはり「自動車」「電化製品」は強いな。

理由2は分かりにくいんだが、例えるならば「小さいサイトと巨大サイトでは巨大サイトの方が運用しにくいインターネット上」とでも例えればいいか。
会員制サイト。「会員数が増えれば増えるほどトラフィックの増大や人間関係の悪化やサービスの低下など」の諸問題が発生する。例えばmixiがそう言う状態。
過度に「肥大化」するのは良くない。と俺は認識している。数々の「歴史」が過度に肥大化した物事に関して運用が上手く行かなくなっているとする証明となっている。

高崎市(面積:487.35平方キロ)、前橋市(面積:311.64平方キロ)、太田市(面積:176.49平方キロ)、伊勢崎市(面積:139.33平方キロ) 如何に肥大かが良く分かる。

…高崎市は群馬県の商業の中心地だから重要?ハァ?お前ら本当に日本人の特性を分かってねぇんだな。「自粛しろーと言われたら自粛する」様な性質。
「自粛するのやめろーと言われたら自粛するのやめる?いやあんまりやめない。割と1度言われた事は長く覚えてしまっている様な民族性」と言う性質が存在している。

例えば、渋川市長が今「自粛の自粛」を呼びかけている。例えば、群馬県北部の温泉地などはゴールデンウィークなどの長期休暇に対する予約率が下がっている。
「自粛」ムードが広がったらそれを短期間の内にかき消す事はどうあがいても無理。それが「日本人の性質」だから。…つまり「商業は脆いもの」。これが「現実」。

[ 渋川市長「自粛の自粛」訴え 伊香保、宿泊客半減で ] 渋川市の阿久津貞司市長は14日、市内の企業や金融機関、農業、商工関係者など計44団体を集めて、
東日本大震災の被災者に配慮して見合わせていた歓送迎会や宴会などを開くよう呼びかけた。震災の影響で落ち込んだ地域経済に元気を取り戻そうという狙いで、
市長は「自粛の自粛を」と連呼してアピールした。市によると、震災後から今月にかけて、市が誇る名湯・伊香保温泉は約3万6000人のキャンセルが生じ、
3月の宿泊客数も前年に比べ、ほぼ半減するなど、「経済被害」が出ているという。阿久津市長は各団体のトップらに「旅行は近場の伊香保でゆっくりと。研修や
歓送迎会、懇親会を今まで通り実施してほしい。市職員にも積極的にやるように指示している」と要望した。(ゴミ売り 2011年4月15日)

だからな。「物を売る」と言う行為は「売る物」がなければ出来ない。当たり前の事に大衆は気付かない。傀儡だからな。「誰かのトップダウン」の脳味噌で動く。
だから「商業都市(笑)高崎市はオワコン」とする理由が成立する。とりあえず「ブサヨ臭い奴以外」なら誰でもいいよ。とか言って軽く取り上げて終了する程度。以上。

2011年04月18日(月)17時30分22秒