2011年05月15日(日)お出かけ日和。

「BikeJIN 春祭り」行ってきたよ。バイク持ってないのにな、お前。あぁ、今回の目的は3つ。「歩き回って脚力トレーニング」、「写真撮影に関してカメラもレンズも
この機材でいいんだろうか?とする様なフィールドテスト(俺が真に何を欲しているのかとする現状メンタリティの把握)」、「メンタリティに配慮した接客の仕方を
他人の失敗や愚行から反面教師として論理的に学ぶ」。以上が今回の主な目的。それ以外に関しては特に大きな理由もなくやっておりますと言うのが現状なんで。

到着。「新車試乗会に並ぶ人の列」を横目に入場。予めPDFをコンビニで白黒印刷を行い1枚10円のそれで印刷したアンケート用紙に内容を書き込んでおいてから
外出を行っていたのでまずは本部受付と言う名の青いテントの下でそれを出す。ステッカーを引き換える。ステッカー自体は貼る事も無いとは思うが貰っておく。

そしてステッカーとは別に今日の12時からを予定している模擬レースの車券の紙も貰う。「1−7」と書かれた車券。そして今回出場する選手8人。
…1号車がハンデ0で30期新井、8号車がハンデ30で28期三浦。なるほどな。…天候を考えた場合ハンデある方の選手は苦戦するだろうな。
そう思ってしまうほどのピーカン天気。「水分と塩分をきちんと取って下さい!」とする天候。オートレースはこうした天候になればなるほどハンデを課せられた
スタート位置が後ろになる選手は不利になる。…本来だったら試走タイムとかを見て判断する訳だがそう言うのは今回はなし。だから選手のエンジン状態も不明。

「8人全員のエンジン状態マシン状態がほぼ同じ」と仮定した場合には新井は割と有利になる。…ただ30期の中では新井よりも田村の方が好成績なので
1号車が田村でハンデ0だったらこの車券「1−7」の組み合わせは割と「あるかも」と言える訳だが新井と言う事で田村比期待3割減。と言うのが俺の印象。

まぁいいや。「車券が的中した方にはオリジナル(非売品)のオートレースキユーピーストラップが貰えます(誰得だよ)」とする展開。まぁそんな訳で入場。

1:歩き回って脚力トレーニング。まぁ場内をうろうろする事で太股の筋肉が刺激されていくのも良く分かりますわ。
2:写真撮影に関してカメラもレンズもこの機材でいいんだろうか?とする様なフィールドテスト。…あぁ、足りている部分と足りてない部分がハッキリしているな。

K-x:AFもスッと合う。ピン出しも割と正確。絵作りも問題ない。多少露光オーバーだろうがRAWからJPEGへの現像時に「暗くする」方にパラメーターをいじってみると
きちんと服の皺だとかが残っていて完全な白飛びではないので問題は薄いな。と言う印象はある。ボディに関しては発売は1年以上前も最新モデルにひけを取らない。

レンズ:これだけのピーカン天気だと暗い事は苦にならない。ただ「人物撮影をした時に暗いレンズだと人物の後ろも『誰がどんな格好で写っているのか』が
割と把握出来てしまうほどの『ボケなさ加減』と言う事もあってそこをデメリットと見た場合にはもっと明るいレンズが欲しいとも感じてしまう」と言うのはある。

ボディに対する満足度は100点満点中80点程度で、レンズに対する満足度は100点満点中65点程度。だな。割と高めの評価でこれ。と言う事もお伝えしておく。

さてもうすぐ午前11時。オートレース選手トークショー。今回は「多聞&柴田」の女2人が司会進行を行い、そこに選手を放り込んでいく。と言うスタイルのそれ。
競走車の爆音を響かせて現れたのは8号車三浦康平。バイクを停めてトラックを舞台にしたそれへと上がる。オートレースの「初歩中の初歩」について語ったあとで
残りの7人の選手にも出てきて貰って一列に並ぶ。と言うスタイルを採用している。…あぁ、ベースとなる部分は「秋祭り」の時と全く同じだな。ボンクラスタッフ。

「オートレースの魅力を教えて下さい」とする「ミクロ」ではなく「オートレースとはどう言う物か」とする「マクロ」の方を教示するべき。そこをはき違えている。

「見どころを教えて下さい → エンジン音が〜、バイク好きの方なら〜、100円から車券は買えますから〜」 …とする「ミクロ」の話に終始する。そう言う愚行。

「オートレースは何故誕生したのか。どこでレースが行われているのか。大会の仕組みはどうなっているのか。トップレーサーともなれば幾らの収入があるのか」。
そう言った「全体図」を頭の中で描き出した上で「そのパーツパーツを補完として説明していく」と言うマクロ中心の考え方。の方が相手には伝わりやすい。

1:全国に6ヶ所のオートレース場があります 2:5月18日から5日間、川口市にある川口オートレース場で、オートレースの大会にも優勝賞金などで違いがあり
その中でも最も大きい大会をSGと格付けし、それが年5回行われますが18日からはオールスターオートレースが行われるので云々 と流した上でのパーツパーツ。

それで。今回は伊勢崎でのトークショーとなった訳だが大会の規模と参加者の大半は首都圏在住であると言う事を考えた場合には川口の宣伝をした方がいい。
せっかく川口で今週の水曜からオールスターオートレースが行われる訳で。それを全く宣伝しないと言うボケっぷりには「おい伊勢崎。何をしてるんだ?おい」となる。

トークショー終了。模擬レースは予定よりも30分遅れの12時30分を予定しております。となった。…それまであと1時間ぐらい時間があるのか。…撮影。
撮影でもするか。今回の撮影云々に関するフィールドテストとして採用しているのは「ツインリンクもてぎ」を宣伝する3次元の女が2名。それを使う。

「理由:ピーカンの天候に白を基調とした衣装。かなり『白飛びしやすい(カメラの露出設定が役に立たない)』シチュエーション。そこをどうやって適正にするのか
自分の頭で判断する訳なんだがとまむさんの場合『これぐらいかな?と思っていてもまだ露光オーバー』と言う事が殆どなのでそこを矯正する事にする」そんな感じで。

ISO100、絞りF6.3。テスト開始。「1/200秒:露光オーバー」、「1/400秒:やや露光オーバー」、「1/500秒:適正露光」と言う風に受け取った。あぁ、なるほどな。
ピーカンで白地の場合、まず先に考えるべき露出は1/500秒と言うシャッタースピードを基準にすればいい訳か。なるほどな。大体分かった。話終了。

撮影テストのあとは12時30分からの模擬レースを見る為にスタンドへ。スタンドにはある程度の客が日陰を求めて陣取っている。「少し高くなった場所」からの
風を日陰で受けると言うのはそれはそれで涼しいね。そんな感じで実況も解説も何もなく、ただレースを見せるだけと言う相変わらずの伊勢崎ボンクラクオリティを
遺憾なく発揮すると言うマイナスベクトルのそれらの中で模擬レースまであと数分。と言った所で走路内に現れたのは「週刊バイクTV」のメイン司会2名。

今回は中型カメラ2台と業務用マイク1台を抱えて動き回るスタッフ体制で東京方面から品川ナンバー(だったっけ?)のワゴンに乗って
チバテレビで放送している「週刊バイクTV」の取材班も来ておりますよ。勿論この光景はテレビでも流れます。そんな「ワンシーン」を撮影する為にそこにいる。
それを遠くにあるスタンドから見ている俺。メイン司会の末飛登&柴田奈緒美が場内を動き回っているその一環。「こんなに暑いのに黒いTシャツ」で仕事を行う
カメラクルーのその服装があんまり理解出来ないが、まぁそうした黒づくめの連中と、チャリティの青いTシャツを着たメイン司会2名と言う体制がそこで撮影中。

さて12時30分になった。選手が出てきてハンデ位置へ並ぶ。SGの優勝戦か?みたいなファンファーレを採用して特に何の実況もなしにランプが消える。
5秒前の針が回転して0(時計で言うなら正午の位置)になった所でスタート。スタートは新井が先手を取った!30線は7号車田中賢が前へ行った!
三浦は出遅れてしまった!と言う展開になって序盤から中盤までは新井が逃げてそれを2号車小田、3号車小林が追いかける展開もなかなか差が詰まらず。
新井逃げきれるか!?と思った所で残り1周半でいつのまにか後ろから上がってきていた7号車の田中賢が前の新井を捌いて先頭に浮上。
新井はこのままズルズルと後退してしまうのか!と思われたが小田と小林の追い上げをかろうじて振り切ってなんとか2番手のまま最終4コーナー!
勝ったのは田中賢2着は新井!と言う結果となった。「2連単は7−1」での決着となりました。…今回配られた車券は「2連複」なので「1−7」で確定致しました。

2連複(1着と2着を当てる車券。1着と2着の順番は逆でも構わない)。2連単(1着と2着を順番通りに当てる車券。順番が逆になったら外れ)と言う違い。

だからな。そう言う訳で「新井はあの展開で逃げきれないのは勝負弱いな」と把握して終了する。そんな展開となった今回の模擬レース。

「1号車:新井裕貴(ハンデ0)」、「2号車:小田雄一朗(ハンデ10)」、「3号車:小林晃(ハンデ10)」、「4号車:松村真(ハンデ20)」、
「5号車:田中哲(ハンデ20)」、「6号車:亀井政和(ハンデ20)」、「7号車:田中賢(ハンデ30)」、「8号車:三浦康平(ハンデ30)」。…と言う組み合わせだった。

さてイベント。イベント内容を週刊バイクTVのスタッフが取材している。「へぇ。テレビってこうやって作られるのか」とする対応。「見て」把握する。

1:これこれこう言うシチュエーションでこんな風にしましょうか〜、みたいな事を陣頭指揮する者が1人(カメラ1台も兼任)
2:音声を拾う人が1人 3:もう1台のカメラを回す人が1人 4:今回は末飛登&柴田奈緒美は基本別行動(共にする事もあるが)なので柴田奈緒美が1人

合計4人ほどで動き回っている印象。例えば無料のヘルメット洗浄サービスの様子を取材する。そんな事をやって割とあちこち動き回っている印象だな。
そしてそんな動き回っている取材内容のひとつとしてオートレースの競走車を展示してある所へ向かってシャツ姿のラフな状態の選手を集めて話を伺う。
そしてほとんど「寝そべってる」様な状態の競走車に跨がる柴田、その後ろに選手数名。そんな状態でCM入りへのジングル用に「週刊」「バイクTV〜」と口にする。

普通、テレビの収録から放送までは「1ヶ月」と言う期間がある訳だが、果たしてこれが電波に乗るのはいつの事になるのやら。群馬テレビでは放送してないよ。
ネットしてるのはこの辺りだとテレ玉。スタッフも群馬で放送されていない事は把握しているらしく群馬テレビへ視聴者からのお声が沢山掛かれば…と
言った説明を普通の人にはしてるわな。いや、それよりも普段から懇意にしている局なのかどうかの方が重要。群馬テレビは意外と東京MXとの結びつきが深いよ。

例えばそんな風に。「チバテレビと群馬テレビ?仲は悪くもないけど良くもないなぁ」と言う印象なので外販経由で購入するとは正直そんなに思えないな。

取材をやったりサイン会をやったりしててんやわんやの中15時からは大じゃんけん大会。イベント全体が時間を押してるので「巻きで」とする印象での
高速じゃんけん大会状態。「チョキを出します」と言って本当にチョキを出す場合もあればグーを出す場合もあると言うライアーゲームの様なじゃんけん大会。
これはひどいな。あいこ、もしくは負けた人が呻きながら座り込むと言うこの状況は一種の面白ビデオコンテストにでも応募出来そうな内容と言った展開だな。

…ヴィクトリアマイルのスタート時間もあるんでじゃんけん大会を途中で抜け出す様な形で伊勢崎オートをあとにしてヴィクトリアマイルを見る訳ですが。以上。

2011年05月15日(日)16時44分29秒