[ ロッテ痛恨の逆転負け…交流戦初勝利ならず ] ロッテは先発のマーフィーが負傷で早々と降板。打線が序盤に3点を奪い八回までリードしていたが、6番手で
登板したロサが2失点し逆転負け。交流戦初勝利はならなかった。衝撃的な光景だった。マーフィーよ、お前もか…。ロッテに、またまた故障者が発生した。2−0の
二回二死一、二塁。二走だったマーフィーが井口の右前打で生還したが、右足をひきずりながら本塁を踏むと、即座に倒れ込んだ。駆け寄ってきたチーム関係者に
肩を担がれ、ベンチへ退いていく。右太もも裏に激痛が走ったという。先発ローテの一角として、一回を無失点に抑えた直後のアクシデントだ。2番手として二回からは
2年目の右腕・大谷がマウンドに上がり、五回まで2安打無失点の力投を見せた。適時打を放った井口も嘆いた。「いい追加点を挙げることができたが、マーフィーが
ああいう形になってしまって残念。あとはチーム一丸となって、連敗を止めたい」。マーフィーの“力走”をムダにしないためにも勝利を誓った。ただ、けが人の多さは
目を覆うばかりだ。右手薬指打撲のサブロー、右ひざ痛の荻野貴に続き、金泰均(キム・テギュン)が右手関節捻挫で戦列離脱。先発要員のペンもすでに右ひじ検査で
一時帰国中だ。そこへ今回、マーフィーも…。序盤の3点を継投で守ってきたが、六回に2点を失い1点差とされ、八回には6番手・ロサが広島・丸に2点二塁打を浴び
逆転負け。交流戦初白星はまたもお預けとなった。(サンスポ)
マーフィーが可能な限り軽症である事を願う。