[ 浜田より業績概況の説明 ] まず初めに良いニュースですが、ペンタックスのカメラが黒字になりました。2年間赤字に苦しんだのですが、金融危機、円高、震災の
トリプルパンチで厳しいかと思いましたが、黒字で1年を終えることが出来ました。この数年間、市場でミラーレスが出始めてから価格戦争もより激しくなりましたが、
当社では個性的なカメラを作ることに徹して、シェアではなく利益を追うという目標を愚直に追求した結果、黒字になり、4月も順調に推移しております。やはり
個性的な商品を作るというメーカーとして当たり前のことを愚直にやることが大切だと、つくづく思いました。店頭に新しいカメラが並ばないでいる中、ペンタックスに
商品を置いてほしいという声もかなりかかっており、部品が途切れない限りは一生懸命作って出していこうと思います。問題となるのが部品で、カメラも何千という
部品から成り立っています。サプライチェーンの代替を探すなど努力をしていますが、全体的に 5〜7月頃に電子部品の不足が起こってくるのかなと思います。
また部品供給が順調になるのは9〜10月位じゃないかという感じがします。カメラ業界はこの夏場が試練の時かなと考えています。ペンタックスの黒字の道が
見えてきましたので、今年も愚直にやっていこうと思います。(HOYA 平成23年3月期第4四半期決算説明会概要 5月10日)
ネットで調べてみると、K-xのMFレンズ使用の設定について書いてるサイトやブログがあまり見当たらないので、一応書いておくと、
1:ボディ左のAF/MF切り替えを「MF」にする 2:レンズを付ける時に出る(もしくはMENUカメラマーク4番目の焦点距離入力で)該当焦点距離を選択。
3:MENUカメラマーク4番目のグリーンボタンの設定でグリーンボタンを選択。 4:グリーンボタンの項目でM時の動作を「Av SHIFT」を選択。(コネタログ)
ペンタックスのミラーレス機に関する話題が百花繚乱。俺の中で。…あぁ、話は非常に単純で「マウントアダプターGO」。…だからな。
……俺がペンタックスの経営陣だったら「Eマウントに参入し、Kマウントレンズはアダプターを使って装着するタイプのミラーレス一眼を作って売り出す」訳で。
ペンタックス純正のマウントアダプターは「商業の血(儲けを重視する姿勢)が入った今のHOYA傘下のペンタックス」では高くつきそうだが、Eマウントを旧来のマウントに
変更するアダプターと言うのは別に純正である必要性も薄く、既にサードパーティーから幾つかの商品が出ていてマウントを問わない事になっていると言うのが現実。
……つまり、キヤノンのレンズもニコンのレンズも、マウントアダプターさえあればEマウントを搭載しているはずの例えばNEX-5に装着する事が出来る訳で。
……あぁ。ミラーレスは既に他社がバンバン出してますよ、だって?「NEXは所詮『家電屋のカメラ』」。カメラ屋のカメラではない。…ソフトウェアに関する不具合が満載。
所詮は家電屋だから、どう言うソフトを搭載すれば、どう言う設定画面を出せば、どう言うメニューをどの様な見方で取り揃えれば「本当に使いやすいのか」とする
経験則も歴史もない。「そこ」に付け入る隙はある。……まぁそれが大衆の中でコンセンサスを得られる概念になるとは到底思っておりませんが。
……M42マウント。あるいはKマウントはユニバーサルマウントとして策定された面もある。しかし歴史を省みればそれほど多くのメーカーで採用はされなかったな。
時代こそ違うが「マウントアダプター」、「短いフランジバック」。この2つを使って「ユニバーサルマウント」を「カメラのボディで」実現すればいい。
それが「ミラーレス時代をこれから迎え入れるであろうカメラワールドでペンタックスが生き残っていくコツ」。だからな。…あとは「ボディ性能」か。
1:グリップ形状 2:デザイン 3:ソフトウェア 4:電池持ち 5:背面液晶の丈夫さ、ドットピッチ、ドット数、コントラスト 6:価格(廉価か?) 7:アフターサービス
以上の7点にペンタックスは気をつけておけと。…日通航空でペンタックスのリペアサービスに対応致しますと言われた所で日通航空の営業所そのものが少ない。
例えばこうした改善すべき展開と言うのは実は幾つかあるからな。…ペンタックスは「例えばK-rのカラーバリエーションがアメリカのお菓子の様なギトギト色」
の様な細かい失敗が数多く存在している訳でこうした概念と言うマイナスをどんどん潰していかなければ生き残れないぞ?とも書いておく。
……マウントアダプターを使って、フランジバックの短いミラーレスを使ってのレンズ遊び。と言う概念が流布されれば、軽量で写りも悪くないレンズに限っては
値段もある程度中古市場でも高騰していくだろうな。「どのレンズを使えば楽しいのか(シチュエーションを省みた時に実用的か)」でレンズを着目する時代。
そうした「知力」。それが必要。……「こう言うシーンではこう言うレンズを使う『だろう』とする無意味な仮定系」を金科玉条が如く抱いている連中は死滅する。
1:××モールどこそこ、とか言う商業施設がオープンし、キャンペーンガールの3次元どもがやって来ましたよ。…さて、そのお姉ちゃんを撮影する時に、如何にして
お姉ちゃんにだけピントを合わせる「お姉ちゃんパンフォーカス」を実現するか。…それでいて、被写体のお姉ちゃんをアップで笑顔で不自然感覚無しで撮れるか。
1−1:ボケを得るとか言う言い方その物がクズ。俺は「フォーカスしたい物以外を『マスクする』」と言うマイナスの概念で被写界深度の差異を見ている。
1−2:どうしたって一眼になれば携帯カメラやコンデジよりもカメラのサイズがデカくなる。その上レンズもデカくなったら、素人の女がビビってしょうがねぇ。…だろ?
1−1、並びに1−2の概念で以て「真に有用なレンズはどれか」。……カメラ趣味を持ってる連中の大半は自分の事だけを気にかけて周りの事を気にかけない。
如何にスタイリッシュに撮影するべきか、またそうしたイケメンナチュラルカメラマンにカメラを向けられている悦行為にお姉ちゃんを浸らせる事が出来るのか。
……紀行文とか書いてるネイチャーカメラマン。グラビアの女を撮影しているおっさんカメラマン。「お前ら自分の姿を鏡で見てみろよ」とツッコミ入りまーす。…だからな。
例えばそう言った概念ひとつで「既存のカメラマンの99パーセントは死滅する」。だからな。……他人との意見が取れない俺らしいと言えばそれまでだがな。
他人の98パーセントは俺にはそぐわない。…だから何もかも全部自分1人でやらなければならない。と言うのがとまむクオリティ。…だからな。終了。