2011年06月13日(月)Scan Circle drops.

ハイエンドの携帯電話が約6万円。ハイエンドのスマートフォンが約5万円。本体価格だけを見ればスマートフォンの方がお買い得そうな印象は受けるわな。
キャリア名を冠したショップでの売れ行きは携帯電話が2割スマートフォンが8割。もはやすっかり逆転したと言う様相が強く携帯電話の生産台数も絞っていくだろうし
例えば携帯電話の新しいモデルに関しては実機をショップに置かないと言う選択も割と採用している面がある。…あぁ、そうですか、そうきますか、そうですか。

1:日本メーカーが単なる下請け。自社ブランドを掲げて他社の下請けをやると言う滑稽さ。パソコンに続いてこの手のデジタル分野でも日本は負けますかそうですか。
2:有料アプリ。無料アプリで儲けを出せる訳がない。どうせ無料版は機能制限される。「本体価格+アプリ価格」。アプリの分だけ実質的には高くなる。追加負担。
3:節電(笑)に逆行しているぞお前ら。モバイルの電池食いの最大の理由は高解像度などに代表されるディスプレイ部分。本当にその高解像度は必要か?など。

以上が「スマートフォンを推奨していく際のデメリット」だから。俺はそう思っている。1と2と3に対して有用な対策をこれこれ当社はこうします!みたいな話を
明確にプレゼンテーションしている法人と言うのを俺は日本国に本社を構える企業の中から1つの会社も聞いてない訳だが。ブーム(風)に乗ってるだけ。ゴミ腐ってる。

・天気予報アプリ → 雨の予報が晴になったりとかな。あるいはその逆もまたしかり。使い勝手の良さを本気で考えてUIを練ってる様な連中などほぼ皆無。

以上の様なパターンは天気予報に限らず各種アプリで存在している。歴史は繰り返す。ファミコンが売れていた時に猫も杓子もファミコンソフトを開発して
ソフトを出せば売れるみたいな空気が蔓延していた時代には、遊ぶ価値の無いソフトが大量に発売されておりました。と言う事で。歴史は繰り返す。
「ソフトがアプリになっただけ」。…今、日本には「アプリ制作の歴史」が殆どない。「ある程度永続的なサポートを成せる連中」が果たしてどれだけ居るんだか。

携帯電話に関してはソフトがそれで完結している。「枯れた技術」の方が使いやすい。mixiがサイト構築のスクリプトにperlを使っているのも仕様変更がないから。
例えばPHPを使っていたらバージョンアップ時にとんでもない変更が加えられてスクリプトを全面的に見直さなければならないと言う様な必要性がある訳で。
perlは枯れたスクリプト言語。もの凄い勢いであれが変化しましたこれが変化しましたと言う話は出て来ない。だからmixiが採用している。それが「企業の現実」だよ。

企業は「他人に対しては最新技術だとか謳ってあれどうぞこれどうぞ最新バージョンにしました〜とかホザいておきながら、自社が使う分にはメンテナンス性を重視した
シンプルと言う言葉を体現した様な展開で割とミニマムで地味な状態の枯れた物を採用する。…そっちの方がメンテナンスしやすい使いやすい管理しやすいんだったら
客にも同じ物を提供しろよとお前らと。店が賄いの食事で限定メニューとか出してそれが旨い旨いとか言うんだったら客にも同じ物を出せよ」でしかないからな。

そうやって「徒党」を組んでの「仲間、あるいはnot仲間」としてセグメント化する様なしみったれた根性は悪しきセグメント。俺はそう言うの大嫌いなんで。

そうした徒党連中の腐ったやり方。表面上の派手さに騙される事なく生きていけ。

2011年06月13日(月)06時57分37秒