2011年06月23日(木)未来へのカーテン

カメラの性能で「内蔵されているソフトウェアの出来不出来」が語られる事は殆どない。それが大衆。

絞り、シャッタースピード、感度、撮影モード。カメラの撮影時に必要な情報をどの様にして背面液晶に出力しているのか。
絞り、シャッタースピード、感度、撮影モード。カメラの撮影時に必要な設定をどの様にして変化させるか、また変化させた事を把握する事が出来るのか。

こうしたシステムはカメラを作っている会社によってそのユーザーインターフェイスは大きくその顔を異なる物としている、とした現実。

基本的には「家電屋(パナソニック、ソニー)が作ったカメラよりもカメラ屋(キヤノン、ニコン)が作ったカメラの方が優秀」で「その中でも特にどこのカメラ屋が優秀か」
とする比較論で以て話を進めていくのが王道。ペンタックスにはキヤノンやニコンと比べてそこでのアドバンテージがある。

設定を「する」こと、「見る」こと、「変える」こと。 ソフトウェア開発には金が掛かり新製品を出してきたとしてもソフトウェアまでもを一新するだけの機会はなかなか無い。
つまり既存のソフトウェアの使いやすさ、使いづらさが一夜にして大きくその会社間のパワーバランスを変える事はなく、アドバンテージは長期に渡って存在する様になる。

ソフトウェアの出来不出来。それを比較出来ない大衆が、それを比較対象から外しておきながらのドヤ顔で以てカメラを語る。大衆は「盲点」を拾えない。
「盲点」を拾えない。それが大衆の犯す愚行。自分は大衆の中には当てはまらないので大衆の犯す愚行を犯さないので差異が生まれそれがコンフリクトとなる。

2011年06月23日(木)21時49分44秒