2011年07月04日(月)静かの始まり。

au「INFOBAR A01」(シャープ製)。Snapdragon(MSM8655、1.4GHz)搭載。これでようやっと「2.3が」ある程度サクサク動く様になる。
それ以外のCPUを搭載したスマートフォンはどこかで動きがもたつく事があり、正直言ってこれは長くは使えないな。とする印象にしかならないと言う「現実」。

十月十日(とつきとおか)。一般人がスマートフォンのリリースサイクルによって旧製品新製品の区分を付ける感覚。
150日間(ひゃくごじゅう)。俺がスマートフォンのリリースサイクルによって旧製品新製品の区分を付ける感覚。

「1:CPU」、「2:内蔵アプリ(裾野が広くなれば参入してくる連中も増えていく。プリインストールの種類やジャンル、と書いておくか」。 それらが俺の指標。

「スマートフォンは買いですか?」と聞かれたら「あなたが何をしたいかによります」で終了する。

「スマートフォンは普通の携帯と比べて高性能でなんでも出来る」と思われているが案外そうでもない。理由?「日本人向けじゃないから」。
所詮は外人が作ったスペックを日本語にローカライズしているだけで日本向けではなく「日本でも」と言った感覚と言うのが本当の所。

高速赤外線通信、無し。日本人は画面表示を秘匿させたい傾向が強いが巨大画面に対してのそう言ったプライバシーへの配慮、なし。節電意識、なし。

先述したリリースサイクルと「思いの外日本向けの機能はないよ」と言った理由で基本的には「買いではありません」と言う返答になる。

追記しておくと、ドコモの月々サポートは新規契約で月額840円程度の相殺金額となっている。24回払いで毎月月額840円程度。
例えばそれを12回払いにして負債を早め早めに返済しますとやった所で「月額840円が2倍になっての月額1680円×12回」としての月々サポートのサイクルも
早め早めに出来ますよなんて言う事は出来ない。一括でも12回払いでも24回払いでも「月額840円を24ヶ月連続で相殺します」と言う料金システムとなっている。

1:半年に1度OSをアップデートするGoogleの展開に、日本のコモディティ化した大手企業がついていけるんですか?「終わりのない旅路を歩く様な行為」ですよ?
2:2年間同じスマートフォンを使えるだけのアドバンテージが「2年前に発売を開始したスマートフォン」でも維持され続けるんですか?初代Xperiaで去年4月ですよ?

まぁ無理。「料金システムと比較して現状の進歩の早さとそれに全くついていけていないコモディティ連中のなんと明暗が分かれた事か」となる。

これが「関係者脳」。枯れたシステムの方が中長期的な運用と言う意味ではむしろ適している現実を知らずに「進化」と言う行為は全てにおいて正しいと思い込む愚脳。

2011年07月04日(月)00時46分06秒