2011年07月11日(月)先鋭。

[ ベライゾンがスマートフォンの通信料金を従量制に、爆発するトラフィックによって定額料金が破綻 ] 米ベライゾン・ワイヤレスは7月7日より、
スマートフォン向けのデータ通信プランで定額料金制を廃止し、すべて従量課金へと移行した。(デジタル・トゥデイ 7月08日 15:56)

twitterは「情報弱者が使う。情報弱者の意見は視野狭窄でしかないゴミ意見。従ってtwitterはゴミ意見だらけの最終処分施設」。なので役に立たない。
まずはこの現実を認識し、twitter内の意見はゴミカスと切って捨てた上できちんと比較と言う形で以てケースAとケースBの両方をテーブルに並べて話を進める。

「日本でもこうなるのか?」 → なりにくい。日本は横を見て物を決める。パケット上限額は基本どの携帯キャリアでも一緒。「どこかがやれば他もやる」。

「どこかがやる計画はあるのか?」 → 日本では無線LANにデータ通信を逃がそうとする動きが盛ん。無線LANスポットの数と偏在。そこがアメリカとの違い。
今でこそ計画としてはまだ立ち上がったばかりではあるが整備が進めば全国主要都市の主要スポットにおいては無線LANが使える事は当たり前、となってくる。

俺は既に「動画の広告を見る変わりに無料で使えますと言う無線LANスポット」か「月額315円(半額キャンペーンもあり)で使える無線LANスポット」と言う事例を
過去の日記で「こんなビジネスモデルはどうか?」とする内容でもう書いてある。テレビCMが広告の役割を果たしていない以上「他で広告を流す」とする必要性の教示。
パケット定額を従量制にすると言うのはこの国においては愚行。日本でどこかがやる計画は「まずない」と思っておいた方がいい。「他の方法を採用する」。

「料金の値上げはあるのか?」 → あるとすれば付加価値として月額プラス数百円による無線LANスポットの提供。地震発生などの緊急時には無料で開放を行い
連絡を取ったり情報にアクセスしたりと言う事における企業としての再生支援と言った方向性での使用も実行されるだろうな。「他国と比べて日本の地震の頻度」の違い。

…従って「アメリカのこんな遠い国による制度も偏在も異なる事例で以て『ニッポンガー!』とする様な連中は腐ったゴミマヌケでアホンダラカスで無能」と結論付ける。
「フレッツ・スポット」「ホットスポット」「Freespot」「FON」など全国各地の主要施設で無線LANスポットはより取り見取り。「そっちに」通信データを逃がせばいいだけの事。

そんな事よりも日本におけるスマートフォンの問題点と言うのは「本体の値段が高すぎる」事の方がよっぽど重要。何故なら「月々サポート(笑)」だから。

日本の携帯キャリアによるスマートフォンの販売方法と言うのは顧客が支払った金の「何割を」割引金額として充当して(相殺して)あげますよ?と言う割合を
変更する事によって決まる。新しいスマートフォンほど割合の数字が小さくなり、古いスマートフォンほど割合の数字が大きくなる。ドコモに限らず基本はその展開。

SH-12C(月々サポート、通常新規契約で月額840円を24ヶ月)、SH-03C(月々サポート、通常新規契約で月額1974円を24ヶ月)

1:スマートフォンの世界は基本日進月歩。新しいスマートフォンの方が使い勝手は一応良くなる。古いスマートフォンを長く使う土壌は出来ていない。そうした料金面。
2:月々サポートは24ヶ月を単位としている。それ以前に換えた場合「残りの負債は払って下さい」「相殺で割引はしません」と言う。卑劣な方式。そうした年月面。
3:先に買った奴からしてみれば「もうこんなに値下がりしたんのかよ!」とする「後から買った他人が恨めしい」と言う心情が形成されていく。そうした心理面。

以上3点によって「買いづらい」事の方が日本国内ではよっぽど問題だろ?と言う事になる。 SH-12C(2011年5月20日発売)、SH-03C(2010年12月3日発売)

SH-03Cを発売日に買った奴が居るとして、そいつは発売開始から6ヶ月程度で月々サポートの金額がアホみたく増額されたと言う「現実」を見て何を思うだろうな。
当時は「端末購入サポート」で今の「月々サポート」と制度が異なるとは言え「6ヶ月程度」でサポート代金が増額されたと言う「事実」には変化がない。
新しい物に先に手を出した奴は負け組。とする俺の印象は以前から過去の日記で書いている訳だがその事を今更が如く実感してしまっているんだろうな。情報弱者。

俺:150日(ポケモンのモンスターの数)、大衆:270日(人間の女性の妊娠期間)で古くなると思っている。俺も以前は270日と思っていたが実情で変更した。

スマートフォンの世界は基本日進月歩。どこが?「OSが?」違う。CPUが。「INFOBAR A01(2011年6月30日発売):CPU MSM8655T 1.4GHz」これが一応の最新。

一応の最新のこれらと比べたら「REGZA Phone(笑)」となるぐらいにCPUの性能が違う。CPUの性能が違う事でどんなデメリットがあるのか。
「バージョンアップしづらい」事。GoogleのAndroidのバージョンアップは基本「年に2回」。それが今の開発ペース。

バージョンが上がれば性能の低いCPUでは満足に動かないので結果的には切り捨てられる事になる。それが現実。

…Googleの動きはGoogle maps APIのバージョン2とバージョン3で互換性を殆ど無くしバージョン2よりもバージョン3の方が低スペックマシンで
ネットにアクセスして動かそうとした時に重くなる。と言う実例が既に歴史として出ている訳で。「古いものを切り捨てる」それがGoogleのスタンス。
Googleに限らずマイクロソフトだってそう。スペックの低いマシンで最新OSが快適に動きますよなんて言う事はない。

古いパソコンにWindows 7とか考えただけで寒気がする。

新しいスマートフォンの方が使い勝手は一応良くなる。(ハードウェアとバージョンアップに対する諸性能的な意味で)
古いスマートフォンを長く使う土壌は出来ていない。(最新のスマートフォンでもCPUの性能がいいとは限らない。MEDIASなんてその最たる事例)

従って「すぐに性能が陳腐化する物を高い値段で売りつけている」。…日本のスマートフォンに関する問題はこっちの方が重罪。「気付かない」。それが大衆。

mixiがサイトを構成するのにperlを使ってる。「.pl」でそのあとに引数。何故か。「perlは枯れた言語だから長期間使える。最新言語だと仕様変更でスクリプトを
書き直さなければならない事が発生する可能性がある。そうした手入れが殆ど無い物を『枯れた』と表現する事が出来る。そっちの方がメンテナンス性が高いから」。

日本の普通の携帯電話はキー配置やメニュー仕様などに殆ど変化は無い。開発が加速する要素もない。従って「枯れている」。こっちの方が「長期間」使いやすい。
日本の普通の携帯電話はハードウェアであれもこれもと付け加えている。スタンドアローンで使える方が通信をしなくていいので「あちこちで」使いやすい。

俺がスマートフォンをあざ笑う理由。「持ちにくい」「電池持ちが悪い」「費用が最小限でもバカみたく掛かる」「すぐに性能が陳腐化する」。これらの欠点がある事が理由。
枯れた物の方が使いやすい。それは「mixiが証明している」。これが現実だよ。すぐ仕様が変わるだのすぐ新商品が出るだのと言った製品は使えない。それが現実。

2011年07月11日(月)12時47分09秒