2011年07月20日(水)地球活動が活発化しているその最中

[ 高知県馬路村で1日の雨量が国内最多記録 ] 大型で強い台風6号は20日未明、徳島県南部に上陸した後、強い勢力ではなくなったが、大型を維持したまま
紀伊半島付近を東寄りに進んだ。21日にかけて東海沖を進む見込み。速度が遅いため、西・東日本は長時間風雨の強い恐れがあり、気象庁は警戒を呼び掛けた。
高知県馬路(うまじ)村では19日の降水量が851.5ミリとなり、1日に降った雨量の国内最多記録となった。台風は午前9時現在、和歌山県・潮岬付近を時速
約15キロで東進。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心から半径70キロ以内が風速
25メートル以上の暴風域。近畿から関東の太平洋側は、21日にかけ断続的に1時間に50〜70ミリの非常に激しい雨が降る見通し。東海では局地的に1時間に
80ミリの猛烈な雨の恐れがある。19日からの重軽傷者は午前10時現在で16府県の51人に達した。大阪市災害対策警戒本部によると、天王寺区上本町の
路上を歩いていた男性(68)が19日夜、強風にあおられて転倒し、左足の骨を折って入院していたことが判明した。高知県は安芸市の海岸にある堤防
(高さ約6メートル)の決壊が、長さ計370メートルにのぼっていたことを明らかにした。和歌山県は20日午前10時半現在で4市町の3403世帯7180人に
避難指示または勧告を出している。関西電力によると、午前9時現在、和歌山県みなべ町や奈良県十津川村などの約3070戸が停電したまま復旧していない。
交通機関は20日もダイヤが乱れた。JR西日本は京都や大阪から和歌山、北陸方面などへ向かう特急の運転を取りやめ。紀勢線の和歌山−新宮間は終日運休する。
空の便も120便以上が欠航。関西国際空港では出発、到着あわせて11便が欠航した。カウンターでは欠航便を知らせる紙が張り出されるなどした。大阪市教委に
よると、暴風警報の発令に伴い、20日は市内の小学校299校や中学校130校など市立学校がすべて休校となり、終業式は中止された。通知表の配布などは
前日までに終えていたという。和歌山市でも休校が相次ぎ、通知表は個人懇談などで渡すことにしたり、式自体を21日に延期したりと対応に追われた。和歌山県
新宮市や同県串本町などでも式の延期を決めた。(ブサヨ産経 2011.7.20 12:25)

2011年07月20日(水)13時02分44秒