[ 福島で土砂崩れ頻発 車20台取り残される ] 福島県災害対策本部に入った情報によると、福島県只見町と南会津町で住民ら約150人が孤立していることが
分かった。県や県警は救助活動を進めているが、土砂崩れや橋の流失などで現場に近づけない状態になっている。同本部によると、29日夕、福島県只見町黒谷
倉谷で土砂崩れが発生、民家を押しつぶし、住人の舟木銀一さんとみられる男性1人が生き埋めになっている。また只見町八木沢と黒谷入の2地区で土砂崩れが発生。
八木沢地区の20人、黒谷入地区の92人が孤立している。また同町塩ノ岐(また)地区で16人前後が孤立した。29日午後4時35分ごろ、南会津町浜野の
国道401号で「土砂崩れで身動きが取れなくなった」と119番通報があった。地元消防によると、スクールバスを含む車20台前後の約40人が取り残されていると
みられる。携帯電話で連絡が取れており、全員無事とみられる。スクールバスは子供を送迎した後とみられ、運転手しか乗っていないという。福島地方気象台に
よると、29日午後8時までの24時間雨量は福島県只見町で449ミリを記録している。一方、29日午後4時半ごろ、「釣り客が帰ってこない」と119番通報があった。
釣り客は埼玉県の男性とみられている。(ブサヨ産経 2011.7.29 21:08)