2011年07月31日(日)最終鬼畜船橋オートレース場

今日の船橋オートの中継の中で31期の選手2人を放送席に招いて今日の結果をVTRで眺めたりしながら今日のレースはどうでしたか?と訊ねる鬼畜っぷり。

J・ロビンソンはハルウララなのか?最終鬼畜船橋オートレース場

船橋1レース:1着 平塚雅樹 試走3.53、上がり3.548、スタートタイミング0.21
船橋4レース:8着 坂井宏朱 試走3.69、上がり3.732、スタートタイミング0.27

吉原の隣に座った坂井の顔が意気消沈過ぎて視聴者の方がむしろ堪えきれない。何この公開処刑。船橋オートの鬼畜っぷりに軽く吹く。船橋オートの顧客軽視。
…これだけで終わると極左マスゴミ同様単なる感情論で終了する。あくまでも必要なのは理論。「結果」ではなく「プロセス」。「何故」そうなったのか。紐解くだけ。

1:スタートした直後にギアをローからトップに入れて最初の1コーナーへと入る。この動作がぎこちなく、これだけでハンデに換算して10メートルぐらいの差異が消える。
2:バイクを寝かしきれていないまま半立ちの様相でコーナーをカーブしていく。十分に寝かせていないので外へ膨らみスピードも出なくなる。その結果がタイムロス。
3:そもそも整備を十分に覚えていない。オートレースはバイクに乗る事も大切だがバイクを整備して状態を良くする事もまた大切。そっちの面が足りていない。

簡単に書けば課題はたった3つ。「1:ベテラン選手ほどその一連の動作は上手くなる。31期のレースを見てるとスタートの入りが出来てる選手は殆ど居ない」。
「2:雨のレースでは半立ちの姿勢で回ってくる事も必要ではあるが晴れのレースでそれは無い。姿勢が悪いのは腰が悪いか乗り方が悪いかそれとも恐怖心か」。
「3:整備はやっぱり経験を積んでいかないと分からない。晴れでどうか、雨でどうか、昼間でどうか、ナイターでどうか、地元でどうか、遠征でどうか。千差万別」。

それだけ。31期は全員まだまだ乗る時のフォームがベテランと比べてぎこちない。「コーナーを素早くカーブして回る」と言う事が出来てない。

…一見関係ない話をする。浜松オートの実況の鈴木がアホみたくヘタクソでこいつが実況している間は浜松開催の映像なんて見たくもないと断罪の烙印を押している。
そんな訳だが何故ヘタクソだと断罪するのか。答えは簡単。「あとは直線開け勝負」。このフレーズが「ボクチンはオートレースをまるで分かってましぇーん★」と
宣言しているもんだから。…基本「オートレースは如何にカーブを素早く回るか」が勝負のポイント。すなわち4つあるコーナーを小さく素早く駆け抜ける事。

一流かそうでないかを見分けるポイントはそこ。31期を見ているとカーブの曲がり方がいまいち乗れていないと言う印象をどの選手に対しても抱く。まぁ当然なんだが。

…逆に「そこが一流」って誰なんですか?と聞かれたとする。「高橋貢」。と返答する。荒尾聡から言質は取ってある。「高橋貢の何が凄いんですか?」と。
「コーナーが速い」との返答。…あぁ、なるほどな。確かにカーブの入りからアウトに出て向正面に出る所。あるいは4コーナーから直線に入ってくる所。
そこが「他の選手と比べて速く、ハンデ差を詰めていくのは主にそこ」だもんな。…従って「オートレースはむしろ曲がる所を見ておいた方が無難」と言う結論が成立する。

…鈴木はそれを全く分かっていない。素人丸出し。「実況そのものはスタッカートを効かせた方が展開に乗れるのにそれをしないからどんどん遅れていく」点でアウト。
「実況フレーズそのものはオートレースをまるで分かっていないが故に出てくる言葉ばっかりで聞いてる連中を不快にさせる」点でアウト。「何がアウトなのか」は異なる。

だから課題は大きく分けるとたった3つしかない。課題は見えている。あとはその事に周りの連中が気付いて1つずつきちんと課題を潰していけるかどうか。
「性別?経験?どうでもいい。何がベテランと比べて違っていて何が原因でタイムが伸びないのか。その懸案事項となっている内容を論理的に書いていけ」。

それだけ。「課題を論理的に書かないと単なるお涙頂戴精神訓話の腐った世界で終わるだけ。あくまでも論理的に。ただそれだけ」。…「俺は」きちんと書いておく。

2011年07月31日(日)17時52分13秒