[ 安愚楽牧場が再生法申請 ] 和牛オーナー制度を運営する「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県那須塩原市)は9日に民事再生法の適用を東京地裁に申請し、財産
保全命令を受けたことが10日、わかった。帝国データバンクによると負債総額は619億円。和牛オーナーは約7万人とされ、同社は業務を大幅に縮小して再建を
目指すとしている。帝国データバンクによると、同社は2011年3月期の売上高1027億円を計上。福島第一原子力発電所の事故後、オーナーからの解約が増え、
放射性セシウムによる汚染問題に伴う牛肉の価格急落で経営が行き詰まった。同社は出資者へ代金の支払いを停止している。(ゴミ売り 8月10日 12時08分)