2011年08月29日(月)gauntlet.

ウェブサイトの表現力が全然違うから。「スマートフォンと比べて旧態以前と扱われる携帯電話がそうした報いを受ける理由」。

じゃあ日本の携帯はダメなのか?違う。「ソフトの対応が遅すぎるだけ」でしかない。何故そうした遅延が発生したのか。

1:完成するまで出せない日本人と完成途中でも出して欠点を消していくやり方の外国人。現代社会の経営判断スピードに限っては後者の方が優位性。
2:互換性を重んじる日本人とある程度時間が過ぎた物は投げ売りもしくは撤退によって更地にしてしまう外国人。現代社会の(略)後者の方が優位性。

Windows Phone 7はレガシーを断ちきった新生プラットフォームとして設計されたため、かつてのWindows MobileとはUIもまったく違いアプリの互換性もありません。

現代社会は日本人のやり方よりも外国人のやり方の方が優れている。あくまでも「現代社会」では。

日本人の「じっくりやる」と言うのはそれはそれで味だとは思うけどな。それが日本人のアイデンティティ。じっくりやる事で最初から完成されていれば
他人からあれやこれやと指摘を受ける事も少なく欠点によって相手に損失を与えてしまうと言う事も割と存在しなくなる。それはそれで良い心がけではあるが
現代社会の場合にはそれはあんまり通用しない。むしろリサイクルに回して次から次へとリセットを掛けて進んで行った方が普通に有用。

「iモードブラウザ2.0では一部端末を除きVGA表示が可能、但しmetaタグにVGAモードで表示して下さいねぇ〜と書き込んでおく必要があると言う煩雑構造」。

例えばこれが互換性を重んじていつまでも旧態依然を引っ張ってしまう日本人の「無駄なリサイクル意識」の現れだよ。

日本人が劣っているのではなく日本人のやり方が現代社会に合ってない。日本人が劣っているのではなく儲かる分野をアメリカに取られており
例えば日本もTRONに代表される国産OSの開発は行っていた訳だがそうした企画を潰しに行くのがアメリカ合衆国クオリティと言う事で
真に儲かる真に儲けるそうした嗅覚も同時に略奪されている様な目には見えない力の構図と言うのが存在しているから日本人は劣っている「様に見える」。

それだけ。

2011年08月29日(月)08時33分15秒