[ 地球環境に変動?太陽北極域で異例の磁場反転 ] 宇宙航空研究開発機構の太陽観測衛星「ひので」が、太陽の北極域で磁場が反転し始めた様子を
観測することに成功した。太陽の北極、南極の磁場は約11年周期で反転することが知られているが、今回は予想時期より2年も早いうえ、南極域では反転が
見られないなど異例の様相を呈している。地球の環境変動につながる恐れもあるという。ひのでは7月31日、マイナス磁場(S極)だった太陽の北極域で、
プラス磁場(N極)が増えていることを発見した。数か月で反転が完了する。磁場の反転は太陽表面の爆発など活動が活発になる極大期の2年後に
予想されていた。磁場の反転と、太陽の黒点数増減の周期は、通常約11年で一致していたが、2009年初頭まで続いた黒点の周期は12・6年に延びた。
活動周期が延びる時期は、地球が寒冷化することが知られている。研究チームの常田佐久(つねたさく)・国立天文台教授は「観測されたことのない事態だ。
地球環境との関係を調べるため、太陽活動を継続的に監視していく必要がある」と話す。(ゴミ売り 2011年9月1日 21時57分)
[ 週末、列島直撃の恐れ 台風12号、各地で大雨 ] 大型で強い台風12号は1日、日本の南海上を北上した。気象庁は、2日から3日にかけて四国から
東海地方にかなり接近、上陸の恐れがあるとして警戒を呼び掛けた。台風周辺の湿った空気の影響で離れた場所でも大雨になった所がある。台風の動きが
比較的遅いため、東日本大震災の被災地を含む広範囲で大雨や強風が長時間続く恐れがあるという。台風は1日午後6時現在、紀伊半島−四国の南海上を
時速約15キロで北北西に進んだ。中心気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートルで中心から半径220キロ以内が風速25メートル以上の
暴風域。東・西日本の太平洋側を中心に2日にかけ1時間に50〜70ミリ、局地的には80ミリの猛烈な雨の恐れがある。2日夕までの24時間予想雨量は
多い所で東海と近畿500ミリ、関東甲信300ミリ、四国250ミリ、東北100ミリ。(ブサヨ産経 2011.9.1 20:59)