2011年09月06日(火)劣化ソースリンク

[ 浅井、逃げ切ってGI2勝目 ] 競輪の第54回オールスター(GI)最終日は5日、岐阜市の岐阜競輪場で決勝(6周、2425メートル)を行い、浅井康太(三重)が
3分34秒6(上がり11秒9)で勝ち、賞金4000万円を獲得した。浅井は7月の寛仁親王牌に続いてGI2勝目をマークした。レースは4選手が落車する波乱の中、
残り1周で一気に先頭に立った浅井がスピードに乗ってそのまま逃げ切った。(共同)

「レースは4選手が落車する波乱の中」か。 …失笑する。

1:専門誌、専門媒体の方が情報の質には優れている。しかし出力される時間が遅い。大衆紙、大衆媒体の方が情報の出力が早い。しかし情報の質は低い。

2:1のパラダイム。現代社会は「速度」の方が優先される。「速い物が強い」。従って大衆は「速度」の方を重視しての情報シェアリングの方向へと向かう。
3:2の展開。但し元ソースはあまりにも劣化した情報の変換内容でしかなく「そんなソースで大丈夫か?」としか言い様のない悲劇が待っている。

4:3の展開で情報弱者は自爆する。 5:「速度」を優先する事も重要ではあるが、それ以上に「情報の質」を重視した方がいい。現在の課題は「その両立」。

6:従って、結論としては「個別、個分の動きを重要視して速度を早め、狭すぎず広すぎず少し狭い程度の範囲をちょうど良い領域とし、
八方美人に陥る事もなく、かと言って視野狭窄になる事もない程度にエリアを狭くした上で専門的な話題を専門家に近い人間が記す、と言う展開を是と考える」。

「レースは4選手が落車する波乱の中」か。 …共同(笑) 八方美人に陥ると、こうも情報が霧散してしまうのか。

×レースは4選手が落車する波乱の中 ○トリッキー長塚、策士策におぼれる

先行する事がもう分かりきっている深谷をどうやって料理するのか。決勝の並びを見ての大半の想定はその1点に絞られる。
深谷よりも先に前へ出て深谷を牽制しながら深谷を先行して出させない事。それが深谷以外のラインの考えた内容。

佐藤友和がまずは深谷を牽制しに前へ出て深谷を先頭から中団に下げる。その後で続々と早めに仕掛ける構えを見せて深谷のラインが後ろにまで下がった。
そうやって牽制すると牽制するとそれぞれのラインはコースの内を開けて外へ外へと流れていく。ポッカリと空いた内を突いたのが「関東勢の単騎」の長塚ですか。

ラインを持たない長塚は爆弾。「最終日になるとやらかす長塚」。

ライン:同じ地区の選手同士が隊列を組んで走る事、またその走る集団の事を指す。
単騎:競輪の番組は基本的には同じ地区の選手が2〜3人ぐらいに固まった番組になる様に作られる訳だが勝ち上がり方式の競輪では決勝戦の場合
ラインを組む事が出来ない様な「体育の時間に2人1組でペアになって〜と言われたらペアを組む人が居なくて1人ぼっち」の様な選手が現れる。その選手の事。

深谷知広−山内卓也(愛知ライン)、浅井康太−山口幸二(三重岐阜の愛知以外の中部ライン)、佐藤友和−佐藤慎太郎−伏見俊昭(北日本ライン)

長塚智広−合志正臣(方や茨城、方や熊本。出身は別だが期が同じ。81期ライン。地区が異なっても同期でラインを組む事は競輪にはよくある話)

…「ラインを持たないんじゃなかったんですか?」 と言われたら 「ラインを組むケースの大半は地区。同期で組むと言うのはそんなにない。あうんの呼吸。
競輪は最終3コーナーまでは団体戦。そこから先は個人戦。つまり組織力。普段から組み慣れている方が圧倒的に有利。従って「実質単騎」と見た方が正解。

深谷を牽制し外へ外へと自転車を走らせて空いたコースの内側を突いて発信しその後深谷の番手の山内を競り落としたまでは良かった。
その後に佐藤慎太郎が外から上がってきてここを過剰な頭突きで押して佐藤慎太郎を落車させた煽りで長塚も落車してしまった上に失格沙汰となりました。

前に居た佐藤友和の番手を巡る争いになった訳だが普通に走っていれば経済コースを走ってきた長塚の方が距離も短く脚力も残っている。
過度に佐藤慎太郎を押さなくてもコースの違いで佐藤慎太郎の方が不利。そこに「トドメだー!」と言わんばかりの過度な押し上げ。そんなのする必要ないのに。

結局の所「最終日になるとやらかす長塚」は健在でした。決して実力が劣っていると言う訳では無いんだが過度に他人を攻めてしまう向きがある。
だからなかなか大成しない。「トリッキー長塚、途中までは良かったんだが残り1周で策士策におぼれる」 …共同(笑)の劣化ソースでは現実は見えないよ、大衆。

2011年09月06日(火)04時18分15秒