2011年09月08日(木)living now more.

[ 「一関には放射性物質」 中部大教授発言で市長抗議 ] 一関市の勝部修市長は6日、読売テレビ系列の番組「たかじんのそこまで言って委員会」で
「一関には放射性物質が落ちている。子どもは東北の野菜や牛肉を食べたら健康を壊す」などと発言した中部大(愛知県)の武田邦彦教授にメールで
抗議したことを明らかにした。番組は4日午後1時30分から全国ネットで放送。県内では放送されていないが、市は市民からの情報で問題発言があったことを
知った。5日の市災害対策本部会議でこの問題が取り上げられ、勝部市長は同教授の発言をインターネットのユーチューブで確認した。市によると、番組で
同教授は子どもからの「東北の野菜とか牛肉を食べたら僕らはどうなるの」との質問に答える形で「一関市には海を通り放射性物質が落ちている」と述べた。
「今農産物を生産するのは間違い」「畑に青酸カリがまかれた。青酸カリをのけてから植えてくれ」「悲しい現実だが東北の人を助けるには牛肉を食べるのでは
なく別の方法を政府は取るべき。除染してから取り組むべき」などとも発言。別の出演者が問題視したのに対し、発言を取り消すつもりはない意思を示した。
これらの発言を受け、勝部市長は6日、同教授に「地元自治体の首長として強く抗議する。発言を取り消すつもりはないとも語っていたが本当に取り消す
考えはないのか」とするメールを送った。勝部市長は「農家の感情を逆なでする非常識な発言だ」と憤る。読売テレビ視聴者センターは「教授による発言は
あったが、番組打ち切りなどは決まっていない」としている。(岩手日報 2011/09/07)

[ 「問題提起」と読売テレビ 「一関に放射性物質」発言 ] 読売テレビ(大阪市)の番組で出演者が東北地方の農産物を「健康を害するから捨ててもらいたい」
などと述べ、一関市の勝部修市長が発言者に抗議メールを送った問題で、同テレビは7日、「国全体で広く議論されるべき大切な問題が提起されると判断して
放送に至った」との見解を公表した。同局によると、2日に番組を収録後、考査担当者を含む複数の局員で内容を検討した上で放送された。7日までに
約100件の抗議や問い合わせがあったとしている。(岩手日報 2011/09/08)

1:地域格差。「被災地」とする地域から遠ざかれば遠ざかるほどに実態の把握は難しくなる。「中部大学(愛知県)」「読売テレビ(大阪府)」…な?
2:数字主義。視聴率の上下による広告料の増減が局の経営には直結する。従って「針小棒大、上意下達、玉石混淆、八方美人」。そうした内容になって当然。

「大阪のテレビ」なんだから実態を把握する事なんか無理。 「無理な事をすぐに無理と言わない日本人の精神的後出しジャンケンメンタリティ」 が招いた悲劇。

対策1:基本「距離」を優先し、距離の近い所ほど提出したデータに有用性がある、とした概念を教育の中に組み込んでいく。またそうした着想に至る事。
対策2:自社制作の番組が無い局は無い。「その局がどんな番組を作っているのか」を把握しろ。…ミヤネ屋(笑)「カス」だな。それが読売テレビの実態。
対策3:広告主を攻撃しろ。「委員会には固定スポンサー枠が基本的には無い」だって?「読売テレビに広告を提供している会社」と拡大解釈しろ。

…やはり「教育」だな。日本人のみみっちぃメンタリティどもが「本当にこの教育内容は有用なのか?」とした概念を論理で説明して来なかったツケが来ている。

あぁ、抗議しても無駄だよ。「バカは自分がバカである事が理解出来ません」。従って「バカの発言は発言ではなく『雑音』として扱う事」が無難な選択。
いちいち工事現場のドリル音とかに反応するか?普通はしない。「うるせぇなぁ」と思うぐらいはあるかもしれないが注意して聞くと言う事は殆ど無い。そう言う事。

2011年09月08日(木)17時54分23秒