2011年09月15日(木)統治の端の果てへ

[ 「ガラパゴス」進化せず シャープ、今月末で販売終了 ] シャープは15日、多機能携帯端末「ガラパゴス」の販売を9月末で終了すると発表した。
イー・アクセス向けの製品供給は続ける。(ブサヨ産経 2011.9.15 10:31)

「進化せず」と言う見出しを面白がって使う。それをバカの定義とする。情弱twitterにはそうしたバカが溢れている事が多数。想像するのはあまりにもたやすい事。
そうした情弱twitterとは反対の方向を採用していく事こそが賢者の行動。「何故失敗したのか」。その様にして行う比較の有用性とも合わせて一挙両得の面がある。

失敗理由1:売れない宣伝の仕方をした為。日本人の大衆は「携帯メーカー」ではなく「携帯キャリア」でモバイル端末を語る傾向がある。「シャープの」ではなく
「ドコモの」もしくは「auの」。携帯メーカーにブランド力なんてなく日本では携帯キャリアの金魚の糞でしかないにも関わらずブランド力があると勘違いしていた。
失敗理由2:Android端末はもはや大きな違いはない。そうした大衆の意識が余計に「携帯キャリア信仰」へと向かう事になってしまった。そうした商品展開。
失敗理由3:「広告」。それがスマートフォンの本質。無料アプリを広告として提供する事で他社のゆるやかな連携を行い、更なる出費を任意的強制で以て
顧客に押しつけようする。そんなビジネスモデルは到底受け入れられない。「可能な限り出費を削る事こそが正義である」とした大衆の洗脳意識と衝突する。

信仰心、コモディティ化、大衆の意識と相反するビジネスモデルを提案しちゃったら大衆はそれを受け入れてくれないのは当たり前。

結局の所「顧客が見えていないとこんな感じのダメな商品を是として開発販売してしまうと言うのが日本人の『大人幼稚園』たる精神面の幼稚性の証明」。以上。

2011年09月15日(木)10時44分36秒