2011年09月21日(水)skin drive.

ドコモがXi(クロッシィ…って言うかこの名称は読みにくいし理解もされにくいので大失敗だと思っているので読み方を「エックスアイ」にするべきだと俺は考えている)に
対応したワンセグ搭載の防水Androidタブレット「ARROWS Tab LTE F-01D」を富士通に作らせて発表した上で発売時期を10月としている訳なんですが。

最新スマートフォンと言えば聞こえはいいがハードウェアスペックからして大量生産に向いている低コスト部材を大量に採用していると言うのが現状。
そうやって「値下がり幅の拡大」が早めに訪れたとしても収益は十分に確保する事が出来る様に最初から高値圏内の価格で以て希望小売価格を提示している。
いわゆるグルーポン方式。「最初から4000円で売っても十分に利益が出る物」を「8000円の50パーセントオフでなんと4000円!」と嘯く様な事。

だから新しいスマートフォンなんて買えない。「最初から値下げを考慮している価格帯での販売商品を高値圏内で購入するってどんだけカモだよ」と見てるから。
…その事をauキャンペーンに代表される素人白痴音痴の傀儡販売部隊は全く理解していないからな。男のチンカスディレクター(笑)も含めて「そうなる」。

・F-01Dの採用CPUは「1GHzで動作する」OMAP4430

OMAPシリーズの上位CPUモデルには「1.5GHzで動作する」OMAP4460も存在している。
OMAPシリーズの上位CPUモデルには「1.8GHzで動作する」OMAP4470も発表している。

それになんの意味があるのか。「節電」。…スマートフォンの最大の問題点は電池食い。要するにバッテリーが持たない事が挙げられる。
バッテリー食いの主な箇所は2点。「1:高解像度画面」、「2:CPUによる電力のドカ食い」。上位モデルの方が消費電力を小さくする事が出来る。

従って「2」の方にアプローチする事で結果的にはバッテリーの長時間化を実現する事が出来る。となる。

…問題は「1」の方なんだがな。面積比4倍の解像度を有する画面の消費電力は4倍…ではなく「4倍以上」。従って高解像度であればあるほど電池を喰う。
そこにパラダイムシフトを起こすには「部材を変える」他にない。…簡単に書けば白熱灯ではなくLED電球に変える様な行為と思って貰えればよろしいかと。

有機ELディスプレイ:電圧をかけると発光する物質を利用したディスプレイ。発光体をガラス基板に蒸着し、5〜10Vの直流電圧をかけて表示を行う。
発光体にジアミン類などの有機物を使うことから有機ELと呼ばれる。低電力で高い輝度を得ることができ、視認性、応答速度、寿命、消費電力の点で
優れており、液晶ディスプレイのように薄型にすることができる。

現行の最大手の「液晶」の何が問題なのか。「コントラストの明暗の表現力があまりにも稚拙な事」。

実はオートレース業界に対しても俺は同じ事を思っている。竹内正浩ら「写真部隊」の写真を「稚拙」と俺が思っている最大級のベクトルは「コントラスト」への意識。

コントラスト(contrast)は、一般にはある注目物体とそれ以外の背景とが区別できるような視覚的な特徴の差をいうが、特に画像においては
最も暗い部分と、最も明るい部分の輝度の差のことをいう。コントラストが高くなると明暗の差が大きくなり明るい部分や暗い部分がはっきりするが、
中間の色が潰れてしまう。逆にコントラストが低くなると明暗の差が縮まり中間の色が増えて、明るい部分や暗い部分がはっきりしなくなってしまう。

中間の色が潰れるギリギリの所で回避する程度の高コントラスト。現状「ウケがいい画像」の傾向はそうなっている。

写真部隊が提供した写真はカメラ内RAW現像ではないのでコントラストが低いままの写真となっている。
液晶による画像の表現力はコントラストが低い状態での出力となって人間の目には届いてしまっている。

問題点の方向性は全く同じ事。俺が撮影した写真は基本「高コントラスト」を意識してのRAWからの現像を行っている。どうでもいいけどな。

だからスマートフォンは買いにならない。「日進月歩の余地があまりにもありすぎるが故に次から次へと新商品が出てくる事が容易に想像され
革新が連続される事に確信を持っている俺としては携帯キャリアの2年縛りと言うシステムとは全くそぐわないとして次から次へとスルーを決め込むしかないから」。

「2年縛りを外す事」、「性能のプアさを価格の大幅値引き!とする別ギミックを用いての『まぁこれでもいいか』とするメンタリティを構築する事」。

以上が必須条件となる。

2011年09月21日(水)14時02分24秒