[ 史上最多障害重賞8勝コウエイトライ引退 ] 阪神JSを4勝するなど史上最多の障害重賞8勝を挙げたコウエイトライ(牝10、山内)が22日付で競走馬登録を
抹消された。今後は鹿児島県鹿屋市の伊東牧場で乗馬となる予定。主な勝ち鞍は06、07年小倉サマージャンプ、06、07、08、10年阪神ジャンプS、06年
東京オータムジャンプ、10年新潟ジャンプS。通算58戦12勝(うち地方1戦0勝)。総収得賞金は4億7780万円(うち地方50万円)。(日刊 9月22日 20時58分)
繁殖入りしないのか。これだけ障害レースで名を馳せたその血が受け継がれないと言うのは大変残念としか思えない。「考え直せ」。
敬老の日の19日、阪神8R・阪神ジャンプSでコウエイトライ(牝10=山内)が自身の持つJRA牝馬最高齢出走記録を更新した。結果は5着だったが
10歳での力走にスタンドから拍手が送られた。57戦12勝。勝ったのは7歳のクランエンブレム(牡=手塚)で、重賞初V。
2011年9月19日の阪神ジャンプステークスが引退レースとなった訳か。ここ最近は勝ち馬から離されるレースもあったが最後は5着と掲示板には入った訳で。
2006年から障害入りして足掛け5年。良くぞここまで走ったな、と言うのが俺の印象。その歴史はここ最近の障害レースの歴史でもある。
飛びが低いので中山の大障害コースは飛べないと言う事でJGIに出る事は無かった訳だがそんな事は微々たる事。ここ最近の障害レースを彩った
オープンクラスの馬との競走を何年も繰り返してきたその歴史はある種の「生き字引」にも似た歴史であると俺は考えている。(スポニチ 2011年9月20日)
まさに「そうそうこう言う馬も居ましたよ」と思わず口を付いて出てしまう様な馬名のオンパレード。そうした歴史の中に確かに「居た」。そうした生き字引。
競走成績と歴史と言う両面を含めてここ最近の競馬には無い楽しい歴史を積み重ねて来てくれた事に感謝申し上げる。長い事お疲れさまでした。