[ 皇帝シンボリルドルフ死す…30歳、史上初の無敗三冠馬 ] 中央競馬で史上初めて無敗の三冠馬となるなど、G1通算7勝を挙げたシンボリルドルフが
4日、千葉県成田市のシンボリ牧場で死亡した。30歳だった。死因は不明だが、ここ2、3日は体調を崩していたという。同馬は現役引退後、北海道門別町の
シンボリ牧場にてけい養され、種牡馬引退後は日高町のシンボリ牧場へ。昨年1月には千葉に移動した。シンボリ牧場の和田孝弘代表は「この2、3日
やや体調を崩していた。獣医師が栄養剤を投与するなどして様子を見守りましたが、残念ながら午前3時、眠るようにしてこの世を去りました」と話した。
シンボリルドルフは1984年に皐月賞、日本ダービー、菊花賞のクラシック3冠を無敗のまま制覇。史上4頭目の三冠馬に輝いた後も同年の
有馬記念を優勝するなど、G1通算7勝を挙げ、86年に引退、種牡馬となった。種牡馬としてもトウカイテイオーなどを輩出した。(スポニチ 10月4日 13:51)
[ 史上初の無敗3冠馬“皇帝”ルドルフ死亡 ] JRAは4日、84年の3冠馬シンボリルドルフが死亡したと発表。30歳だった。8戦全勝で史上初の無敗3冠馬と
なったシンボリルドルフは、その後も圧倒的強さでファンを魅了。“皇帝”の愛称で親しまれた。通算成績は16戦13勝。現役引退後は北海道門別町のシンボリ
牧場にて種牡馬として供用され、種牡馬引退後は、千葉県成田市のシンボリ牧場にて繋養されていた。シンボリ牧場の和田孝弘代表は「この2、3日やや体調を
崩しており、昨夜(10月3日)午後8時頃、体に震えが走るような状態になったので、獣医師が栄養剤を投与するなどして様子を見守りましたが、残念ながら
本日(10月4日)午前3時、眠るようにしてこの世を去りました。最期は大往生だったかと思います。強かったルドルフの姿は、私だけではなく、競馬ファンの皆様の
心の中にこれからも生き続けてくれると思います。とにかく今は、心から“ありがとう”という気持ちで一杯です」。ルドルフの全レースで手綱を取った岡部幸雄
元騎手は「元気だと聞いていただけに、今朝報せを聞いてとても残念に思いました。思い出はたくさんありすぎて一言で表すのは難しいですが、“自分の人生の
一部”とも言える馬でした。お疲れ様でしたという気持ちとともに、ゆっくり休んでくださいと言いたいです」とコメントした。(サンスポ 2011.10.4 13:29)
大往生。その一言に尽きる。