2011年10月06日(木)スペシャルライド

黄金比。「1:1.618」。すなわち「0.168:1」、「1:1.618」、「1.618:2.618」であり、数字の法則性には「0.618」+整数が関わってくる事となる。
黄金比は英語で「Golden Ratio」。…やはり「devicePixelRatio」と同じく「Ratio(比率)」の意味が採用されている。

条件1:黄金比に近い比率である事。 「2:3 → 1:1.5」、「3:4 → 1:1.33」、「9:16 → 1:1.77」 …この中では「2:3(3:2)」が最も近くなる。

devicePixelRatioとはWebKit系のブラウザで定義されているプロパティ。Android内蔵ブラウザもiPhoneに内蔵されているSafariも「WebKit系」ブラウザ。
devicePixelRatioの仕様は同じWebKit系ブラウザでも異なっている。Androidは「1.5」(全てではないが全体の8割はこれに該る)、iPhone4は「2.0」。

「iPhone4は」と書いたのは、「iPhone3GS」の場合、devicePixelRatioは「1.0」になる。すなわちパソコンと同じ。きちんと区分けを行う必要が存在している。

条件2:「1.5」を2倍して「3.0」と解釈。「1と2と3の最小公倍数は3」、「2と3の最小公倍数は6」。従って、縦横それぞれ一辺のpxの長さは「6の倍数」で考える。

最近では4Kテレビも出展され始めている様な状況。高解像度への欲求は続いていく。従って「最初からある程度大きな解像度」にしておく方が無難と考える。

条件3:1280*720、1980*1020のディスプレイにおいて過不足のない表示が出来る事。力不足にならない表示が出来る事。

…自分の中ではAndroid内蔵ブラウザにもiPhone内蔵のSafariにも対応可能な高解像度の画像としては「2160*1440」と言うフォーマットを考えている。

結論1:横長:「2160*1440」 縦長:「1440*2160」 …つまり「720の倍数であり、360の倍数であり、180の倍数であり、90の倍数であり、45の倍数である事」。 
結論2:自分がコンデジをバカにするのはコンデジの基本は4:3の画角で記録する物が世の中の多数派であり、黄金比から外れてしまう事が殆どだから。

最近は「FUJIFILM X10」などの様に、写真の比率を変えられるコンデジも存在してはいるが、そうしたコンデジが登場したのはつい最近の事でしかない。
上記に記したコンデジにおいても、やはり基本は「4:3の面積の受光センサー」を使っており、それを「3:2」にすると言うのは後付けでありクロップでしかない。

「2160*1440 = *3110400(*311万*400)」 
「4320*2880 = 12441600(1244万1600)」 …従って「K-x」で採用されている「約1240万画素」は理想の数字に近くなる。

「4320*2880 = 12441600(1244万1600)」 「4500*3070 = 13815000(1381万5000)」 「4680*3240 = 15163200(1516万3200)」 
「4860*3420 = 16621200(1662万1200)」 「5040*3600 = 18144000(1814万4000)」

「2:3(3:2)」が黄金比に最も近くなる「良くあるセンサーの割合」と定義した場合、良くある画素数と言うのは「約1244万」「約1662万」「約1814万」となる。

総論1:画像は黄金比に近い「2:3(3:2)」で加工する。 
総論2:画像は2と3の最小公倍数である「6」で一辺の長さが縦も横も割り切れる数字で加工した方がAndroidでもiPhone4でもクッキリと表示されやすくなる。 
総論3:画像に説明文などを付加した形で「16:9」を作り、最近のAndroid搭載スマートフォンによくある画面比率にフィットした形でサイトを構築する。

以上。

2011年10月06日(木)21時27分08秒