2011年10月10日(月)マイルチャンピオンシップ南部杯。

今日の東京競馬のメインレースはマイルチャンピオンシップ南部杯。やはりその一連のフレーズには往々にして違和感を覚えざるを得ないと言った感触がある。

1:殆ど中央所属馬のレース。 2:地方競馬ファンが興味を示さない様な地方競馬所属馬と言った面子。 3:盛岡競馬場ではない競馬場でレースが行われる。

基本的にはこの3つ。だな。…今日の競馬の開催状況。盛岡競馬場でも開催されている。つまり「盛岡競馬場はマイルチャンピオンシップ南部杯を取られた」
と形容しても間違いでは無い様相。となっている。こうした事例を含めた内容で以て「復興支援に託つけた、儲かるレースで注目されたい」と言った様相。

俺はそうした様相が含まれていると考えている。…まぁいいや。まもなくレース。単勝人気はトランセンドが1番人気。但し単勝10倍未満の馬は3頭居る。
トランセンドが単勝1倍台とは言え、ドバイ帰りでどこまで仕上がっているのかに関して疑問符がある。俺の中ではそう言う印象だが馬券を買った客も同じだな。

そう言う訳でグリーンチャンネル。BS234chの右上に写るのは「GREEN CHANNEL Racing+馬の絵」としたウォーターマーク。

ファンファーレ。東京競馬場に響くのは「岩手競馬の重賞ファンファーレ」。…正直いいもんだな。そう思った。枠入りは極めて順調。最後に15番のボレアス。
枠入り完了…スタートしました!15頭ほぼ揃ったスタート先行争いエスポワールシチーが出て参ります押して押してトランセンドはようやく3番手の一角
これから芝コースを横切ってダートコースに入りますあぁっと!後ろの方で故障発生!

…と言う所で愕然とする。実況の泉がそこで口にした馬の名前はロックハンドスター。ロックハンドスター故障発生ジョッキー落馬。

…ふざけんなとしか思えないその展開今回のマイルチャンピオンシップ南部杯は岩手競馬の復興支援その競走で岩手所属の馬が故障発生とか
まるで笑えない様なブラックジョークは止めろ泉としか思えない様な嘘だろと思いたくなる様な印象しか抱かないこの一連の背景の流れとその結果に際して
自分の中では理解する事も感情を露にする事も何もかも許されない猿ぐつわと手錠を掴まされて光の無い牢獄にぶち込まれたかの様な精神状態にもなるわ。

4コーナー。逃げているのはエスポワールシチー。1馬身差の2番手にトランセンド。トランセンドがエスポワールシチーに鈴を付けに行く。4コーナーカーブ
逃げるエスポワールシチー外トランセンドこの2頭の争いに更に外からダノンカモンがやってきた3頭の叩き合い外からシルクフォーチュンも脚を伸ばして来る
先頭エスポワールシチー残り50しかしここでトランセンド更にはダノンカモンダノンカモンもう1度トランセンドが伸びてきたか2頭並んでゴールイン僅かに内か!
最後は3頭の争いトランセンドダノンカモンシルクフォーチュンしかしトランセンドが最後は真っ先にゴール板を駆け抜けていた様にも見えます!

…そうしたレース結果。写真判定。僅かにトランセンドが前に出ているな。惜しかったのはダノンカモン。普通なら勝ちパターン。
これはトランセンドの根性が凄まじかった。と言う他に無い。シルクフォーチュンは僅かに遅れての3着入線。その後にエスポワールシチーと松岡正海。

しかしロックハンドスターが競走中止と言う時点で唖然愕然呆然失念。そう言う風に思う他にない。出来れば無事であってくれ。そうとしか思えない。

2011年10月10日(月)16時02分30秒