2011年10月10日(月)最悪だ。

[ 開催競馬場・今日の出来事 ] 競走中止:マイルチャンピオンシップ南部杯 11レース 13番 ロックハンドスター号 他の馬に関係なく競走中に
疾病を発症し、発走後まもなく騎手が落馬したため競走を中止 馬:右上腕骨々折 ※予後不良 騎手:異状なし(JRAニュース 2011/10/10)

最悪だ。実に最悪だと言わざるを得ない。岩手競馬の復興を支援する目的で東京競馬場で行ったレースで岩手の星がこう言う事になってしまうとはな。

「何故」こうなったのか。「対策は」あるのか。「対策はある」と言うのであればどう言った対策が可能なのか」。そして「その対策に掛かるコストは余計では無いか」。
…コストを掛けるべき所ではコストを掛けろ。但し「本当にそれがコストを掛けるべき所なのか、そう定義する理由はなんだ。論理的かつ体系的に説明しろ」。となる。

何故:「発走後まもなく」の故障。芝コースとダートコースの切れ目に驚いた。だからバランスを崩して故障へと繋がった。そう言う風にまずは考えている。 
対策:コースの取り方を変更するしかないだろうな。「芝とダートの切れ目のないコース体系の構築」。
費用:いつ工事をするのか。工事の費用は幾らなのか。単純に「東京ダート1600メートル廃止」であればコストも掛かりにくいが工事をするなら多額のコスト。

対策としては「コースを下見させ、芝とダートの切れ目に驚かなくさせる様にする」。「芝を横切ってダートコースに入るコースを廃止する」。
その両面だろうな。工事ではなく「距離をどうやって取るのか」の概念によって、取れる距離取れない距離と言う区分けを「横切らない」コースとした基準で行う。

そうやって、馬が驚かない様な工夫が必要だな。そう言った印象をまずは最初に受ける。何故なら「発走後まもなく」の故障だったから。

それともう1つ。ここ最近のロックハンドスターは精彩を欠いていた。理由?「体重が増えない。むしろ減る。体重が増えて欲しい時期に逆に減る」。
今日のロックハンドスターの馬体重は456キロ。正直その体重を見て「遠征とは言え減らし過ぎ。正直460キロは越えて欲しかった」と俺は思った訳で。

2010年05月:岩手ダービーダイヤモンドカップ(458キロ)で1着。…以降体重は順調に増えてきていた。
2010年10月:不来方賞(470キロ)で1着。 2010年11月:ダービーグランプリ(477キロ)で1着。 2010年12月:桐花賞(478キロ)で1着。

…ここから先、2011年。体重の減少が始まった。

2011年05月:コスモバルク記念(468キロ)で5着 → 一條記念みちのく大賞(460キロ)で5着 → 青藍賞(458キロ)で6着。

体重の減少と共に成績が下降していると言う事が良く分かる。「何故体重が増えない?」と。…そして今日が456キロ。「マイナス2」。と言う馬体重。
病気か、あるいは精神的な物か。少なくとも「きちんと食べていないのでは?」と言う印象しか受けない状態をここ最近では形成していた訳で。

以上で以て「俺が想定している理由は2つ」と書いておく。体重は調子の善し悪しを表すバロメーター。そう言う事だな。人間にも当てはまる。改めて書いておく。

最後になったが改めて今回の結果は甚だ残念な事であり、関係者各位の心境を慮りながらも論理的な概念を用いて今回の事を取り上げる事で手向けとする。

2011年10月10日(月)18時47分47秒