2011年10月11日(火)be powered.

「侵略!?イカ娘」終了。関東地方では第3話までの放送が終了した。…テレビ愛知とテレビ大阪ではまだ始まっても居ないんだけどな。

1期から2期になって何が大きく変容したかと言えばタイアップが大量にくっついてきて「しまった」事。
それを俺は悪しき動きとしてしか見ていない。理由?簡潔に書けば3つ程存在している訳だが大きな最たる理由としては「集合を間違っている事」に尽きる。

その事によって発生した顧客軽視の様相を説明する。「何故『イカ娘は顧客軽視と化したのか』。その間違った商用展開の現状と対策」。

1:ブルーレイもDVDも売れない売りにくいご時世におけるアニメの拡販の最たる展開は「キャラクターグッズ」。簡単に書けば「キャラクターグッズは金になる」。
侵略と言えばキャラ設定上理に適ってはいるが現実の所「集金行為」、「拡販行為」、「肥大行為」の3つの行為に基づく悪しき資本主義の面が出ているに過ぎない。

1−1:タイアップが大量にくっついてくると言う事は、それだけ関係人員の数が増えていくと言う「肥大化」の傾向を見せていると言う事。
肥大化した組織のスタッフの末端までもを食わすには相当な栄養費を常に補給し続けなければ巨大組織を維持していく事は到底出来ない。
従って「どうでもいい様な内容でもタイアップと言う名の侵略と言い換えれば正当化されるのか?される訳がない」とした組織を維持する為だけが目的の
集金拝金主義に基づいた事態による商品展開しか用意されない薄い環境しか構築されなくなっていく。

「お前ら組織の為にあるのではなく、視聴者など観客を楽しませる為に作品は存在している」。

1−2:タイアップが大量にくっついてくると言う事は、それだけグッズの量が増えていくと言う「無制限」の傾向を見せていると言う事。
金を出して集めたとしても「また新しいグッズかよ!」と言った塩梅で終わりが全く見えなくなってしまう。結局の所顧客に過度な心理負担を掛けている。

「お前ら組織の維持の為に、顧客の心理を犠牲にするのか」。

1−3:タイアップが大量にくっついてくると言う事は、実際はそんなにイカ娘とか好きじゃないしぃ?(語尾上がり)と言う様な連中も巻き込んでいる確率が上がる。
「スフィアがイカ娘に侵略されちゃった!?」 …違うだろミューレのカスども。「イカ娘がスフィアに侵略されちゃった」の間違いだろ。ホントミューレはカスだから。

「いちばんうしろの大魔王」。…どこ行った?タイアップなんて所詮は関係の薄い状況であって原作信者やファンからしてみれば迷惑千万な存在なんだよ寄生虫が。

2:ブルーレイもDVDも売れない売りにくいご時世におけるアニメの拡販の最たる展開は「キャラクターグッズ」。簡単に書けば「キャラクターグッズは金になる」。
キャラクターグッズを売る為には「イメージを壊す様な事は到底できない」。すなわち「ストーリー上冒険出来ない、安全パイとしか思えない温い展開しかない」。

2−1:イカ娘と言えば触手だよね?千鶴と言えば恐怖で人を引きつらせる様なキレたら怖いキャラだよね?早苗と言えばイカ娘大好きっ娘だよね?
こうした温い展開ばかりが続くと山場も無くなりオチも弱くなる。キャラクターグッズを中心とした版権譲渡的な行為の存在で本編が温くなると言う腐った展開。

2−2:面白い物を作る為に時間を多く取りたくなったとしても各種タイアップとの案件が絡んでそう簡単にはスケジュールの拡大もしくは変更が出来ない。
面白い作品を作ると言う事と、タイアップを円滑に進めると言う事。その2つの概念が衝突を起こしてしまう様になる。「作品をより面白くする」事を塞ぐ矛盾。

…以上の流れを説明とした「過度な拡販行為は肥大化それと尊大化」。そうした状況への変容と見なし、本来の楽しませる対象である所の顧客に対する
素敵な心理提供と言った各種概念とはまるで相反している顧客軽視の下卑たる行為と定義する。「幼稚なんだよ、アニメとかゲーム業界とかは」。

前立腺肥大の様な組織の肥大化を抱えた代価は大きいな。実に顧客軽視の本末転倒としか思えないキャラクターグッズの雨あられ。実に「汚らわしい」。

2011年10月11日(火)02時36分57秒