今日の笠松競馬10レースは第35回岐阜金賞。3歳オープンによる競走。1番人気はオオエライジン。単勝1.0倍の元返し状態。
兵庫ダービー馬が人気を集める展開の最中、2番人気は東海ダービー馬アムロ。単勝13.0倍。…1番人気と2番人気でこれだけ離れている状態。
果てさてどうなる?と言った印象で以てレース。スタートをしての先行争い。アムロが押して前に出る。「アムロ、いっきまーす!」とでも形容するべきか。
しかしその外ミラノボヴィッチの方が前に出る。オオエライジンは中団の外目を追走。スタンド前を通過して2コーナー付近で前は一気に固まった。
逃げる2番手3番手、その3頭が斜めに併せ馬をしながらも外から手応え良く上がって行こうとするのがオオエライジン。向正面で前は2頭が出た格好。
内アムロ、外オオエライジン。苦しくなったミラノボヴィッチは後退。前は2頭の争いが続いて3番手とは5馬身ぐらいの差を付けて4コーナーから直線。
ムチも入って懸命に粘ろうとするアムロに外からすーっとオオエライジン。手応えはオオエライジンの方が非常に良く見える。4コーナーから直線。
木村健が押して押してムチを入れてもなお粘るアムロ、しかし最後はオオエライジンが首から半馬身ぐらい前に出た所がゴール板前。
順調に使われてきたアムロに対して黒潮盃以来となる休みを挟んでのオオエライジン。過程はアムロの方が戦いやすい状態となっている。
それでこの結果。アムロも成長して強くなってはいるんだが、やはりオオエライジンは強い馬だな。と言うのが個人的に抱いた印象。