東京11レースはアイルランドトロフィー。外からリーチザクラウンが先頭に立って2番手との差をぐんぐんと広げていく。
一部ではモデルチェンジしたって言う事で差し馬への転換も視野に入れていた訳だがそんな事知りませんとばかりに逃げていくリーチザクラウン。
これは最後まで持たないだろ!?と言わんばかりのリード。2番手とは3馬身…4馬身…5馬身と広がって行って3コーナーでは10馬身以上のリード。
中団にトーセンレーヴ。1000メートル通過58秒のハイペース。これまで控えてきたりと色々と教えてきた事が全て水泡に帰してしまうがな!
と言う他に無いこの逃げは幾らなんでも無茶苦茶だと思いますスプリントの競馬ではなく芝2000メートルの競馬ですよこれ!?
2番手ホクトスルタン。4コーナーカーブから直線。残り400を通過した時点でヘロヘロのリーチザクラウンに襲いかかる各馬。
残り100で一気に形成逆転、抜け出したのはトーセンレーヴ。2着カワキタコマンド。何この競馬…正直良くも悪くもリーチザクラウン。
もうこれは種牡馬入りとか考えた方がいいかもしれないね…と言う様な制御不能っぷり。3着アースシンボル。
京都11レースは重賞デイリー杯2歳ステークス。直線まで脚を溜めに溜めていたクラレントが最後は抜け出して1着。外を追い込んだダローネガが2着。
2歳重賞は行きたがる面があるから道中しっかりと折り合えるかと言った精神面の方が鍵となる。コース取りがシンプルで最短距離だった。
そこら辺も含めて位置取りと仕掛けどころの違いの勝利。「だろうねぇ」。2着馬乙。3着に先行して粘ったゲンテン。