2011年10月18日(火)Advent.

リークされていた通り、本日ドコモが来年春までの間に発売しますよ的なモデルを発表した。
その現実に対してどの様な見解を示せば有用なのか。そうした観点は常に持ち続けなければなりませんね。「そんなに数は打てない。必要最小限の中で」。

…従って「3つ」と言う数字を採用する事として、以下は3つの事項について必要最小限のみ語る事しか出来ないとした縛りを付けて語っておく事とする。

1:Xi対応スマートフォンなどいよいよ本命登場!と言う今回の発表。それと同時に「主役交代」も事実上発表された。「今回以降」の携帯電話は低コストの固まり。
従って「プレシャスなユーザー体験」などは殆どなく、もはや蚊帳の外。もしくは友達がワイワイ喋ってる時に自分だけ1人ぼっちの様な現象と形容するのが無難。

[ ドコモ、2011年冬〜2012年春モデルを発表 ] これまでのシリーズのうち、唯一残ったSTYLEシリーズはiモード端末が属するジャンルとなり、
これまでPRIMEに分類されていたようなハイエンドのフィーチャーフォンも含まれる。(ケータイWatch 2011/10/18 11:55)

ダウト。 doubt(発声:daut)「疑い、疑念、懐疑、不信」

「F-02D」。従来であればハイエンド携帯電話として分類されていたであろう今回発表された中での「STYLEシリーズ」の携帯電話。
明らかに「あぁ、これは部材でコスト削減を行っているからSTYLEシリーズなんだな」と言う事が良く分かる出来でしかない。「お察し下さい」か。

シートキー。具体的に書いておけばふにふにおっぱいの様な触り心地のテンキー部分を採用している。「貧乳はステータスだ、希少価値だ」。
明らかにそこら辺において手を抜いている。それが現実。「こんなのはPRIMEに分類されるべき素材じゃねぇよ」。従って「ダウト」と定義する。

2:スマートフォンの性能、もしくは購入すべき時期。そうした数字は「16の倍数(16で割り切れる)」で表せる。それが2011年後半の絶対なる現代基準。

[ LTE対応の全部入りスマートフォン「ARROWS X LTE F-05D」 ] 「ARROWS X LTE F-05D」は、防水、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信機能などに
対応しながら、NTTドコモのLTEサービス「Xi」(クロッシィ)に対応した、富士通製のAndroidスマートフォン。Android 2.3.5に対応する。

メイン画面の縦横は「1280と720」。発売開始後、投げ売りが開始されるのは「8ヶ月後(30×8=240日)」。
性能面と価格面の両方で「16で割り切れる」数字が並ぶ。(1280 / 16 = 80、720 / 16 = 45、240 / 16 = 15)。

1年の中で最も多いのは「1ヶ月31日」だろ?と言われたら「1ヶ月31日ある月は年に7回。従って31×8は成立しない」。従って「30×8」を基準とする。

Androidの解像度設定が変わればアイコンに必要な解像度も異なる。「高」(72*72px)、「中」(48*48px)、「低」(36*36px)。デフォルトは「中」。16で割り切れる。

従って「16の倍数」に満たない内容は「料金面での施策によって割引されました」と言う展開がある以外は買えない。何故なら性能がプアだから。と定義する。

3:Xiの対応エリアは拡大中…?まぁ拡大はしているんだけれどもペースとしては2歳の新馬戦かと言うぐらいのスローペース。

Xi対応基地局を作るコスト。「時間が経過すれば経過するほど部材に掛かるコストの減少などで安く上がる」。従ってスローペースになるのは当たり前。
新商品もしくは新サービス。コストが掛かってもペイする事が可能なのは人口過密地帯などに代表される「都市部」以外にはあり得ない。
従って、東京大阪名古屋福岡などの大都市圏から整備がスタートするのは当然の事であり、Xiの場合には空港を優先してエリアの範囲に入れたりもする。

例えばセントレア。「愛知県常滑市(とこなめし):人口およそ55000人」と、中部国際空港(セントレア)が属している自治体は人口過密地帯ではないにも
関わらず「国際空港があるから」と言う理由でそのエリアに限定してXiの先行整備を行っている。「それだけ人が来る(利用される)」事を見越しているから。

じゃあ何時本格的なエリア拡大が開始されるのか。「16ヶ月後」。すなわち2012年2月から3月の時期に掛けて整備を行い、2012年4月1日に
間に合う様にした上で「4月からエリア拡大!」と広告宣伝を打っておいた方が「今回発表された内の『春モデル』を宣伝する為のブーストにもなる」と定義する。

Xi開始(2010年12月24日) → 16ヶ月(1年4ヶ月)後 → 2012年3月24日

従って「本格的なXi時代の到来は切り良く考えた場合(最低でも)2012年4月1日(以降)と考える事が妥当」と定義する。

……商品のスペックだとかカタログスペックだとかはどうでもいい。「幅64mm。カタログスペックでこれよりも1mmでも幅が長い物は持ちにくい」。
と断言する以外には特に語るべき所は無い。最小限の判断基準だけ提示を行えばいい。それが「現実」であり「マイノリティ」である。以上。

2011年10月18日(火)17時52分00秒