2011年10月19日(水)ワイルドビート

[ Google、「Android 4.0」発表 UI、カメラ、ブラウザなどを一新 ] Googleが10月19日、Android OSの最新バージョンである「Android 4.0」の新機能を発表した。
コードネーム「Ice Cream Sandwich」で知られていたAndroid 4.0は、スマートフォンとタブレットに向けた新しいOS。現在のAndroid OSはスマートフォン向けは
Android 2.x、タブレット向けは主にAndroid 3.xが提供されているが、Android 4.0以降のOSは統合される。(ITmedia 2011年10月19日 14時45分)

「昨日2.3のOS入れた新商品(笑)を発表した直後にこれwドコモwww」と思う向きもあるかもしれないが、俺はドコモが2.3で出してきたのは正解だと思ってる。

1:必ずしも正常なバージョンアップとは限らない。特に今回はスマートフォン向けとタブレット向けの統合。「何が起こるか分からない」。 
2:UI(ユーザーインターフェイス)からしてまるで別物。「普通の顧客は面食らってしまう」。実はそうした「普通の顧客」の方こそ大切にすべき顧客だから。

以前から書いてきた様に「今すぐに普通の顧客に提供するべきではない」とした理由は以上の通りとなる。

…では、今回の4.0へのバージョンアップで何が「良くなったのか」。その羅列を最小限書いておくだけとして今回の日記を終了させる事とする。

1:Wifiダイレクトをサポート。簡単に言えばアドホック。Wifi経由による直接のデータ送受信に対応。 
2:Android Beam。NFCを使った共有機能。「スマートフォン同士をタッチさせて音楽や動画のデータを共有するカップル向けの機能」。
3:ブラウザ強化。新WebKitコアとV8エンジンによるレンダリングやjavascriptの高速化。スマートフォン版のサイトではなくPC版のサイトを呼び出す指示も可能に。

他にもあるが、俺の優先順位としてはこんな所か。…さて、そんな機能向上だとかはどうでもいい。「どこが、いち早くバージョンアップに対応するのか」。

1:新商品の開発 2:バージョンアップへの対応 …現在、携帯メーカーは2つの命題を同時進行で突き付けられている。そんな中でのバージョンアップ対応。
かなりの無理ゲー。と俺は表現しておく。従って「2歳の新馬戦の様なスローペース。どこか1社がバージョンアップを開始したなら他の会社も追従する」。

俺はそう見ている。上がりの早い競馬。上がり3ハロン33.0とかそうした記録が誕生しそうな競馬の様な様相になると思っている。

1:バージョンアップへの対応なんて基本後回し。既存の顧客なんかよりも新商品をさっさと開発して情弱に売りつけた方が圧倒的に得策。 
2:バージョンアップへの対応って実は結構難しい。だって元々2.3に対応する様に〜って言われて作ったんだもーん☆とする様な「尻込み的な」感覚。

以上2点の理由により「バージョンアップは行われにくくなる」。…従って、バージョンアップされたOSが出てから少したったあとのモデルを購入する事が得策となる。

2011年10月19日(水)18時09分40秒