2011年10月21日(金)ノーザンアイランド

[ カダフィ大佐死亡 リビア国民評議会司令官表明 ] リビア全土の制圧を進めている反カダフィ派部隊は20日、カダフィ派の最後の拠点である中部シルトを
制圧、反カダフィ派の代表組織「国民評議会」の軍事司令官は同日、最高指導者だったカダフィ大佐(69)が死亡したと語った。(ブサヨ産経 2011.10.20 22:10)

民衆が遺体に暴力を振るっている。どれだけ憎くてもそう言う事をしてはいけない。俺はそう考えている。
「死んでしまっては何も出来ない。この世を動かしているのは生きている人間のみ」。俺はそう考えている。

今回のこの中東においての騒乱で一体何が見えてくるのか。「アメリカの交渉術。非常に狡猾で暴力的な交渉しかして来ないんだな」。と言う事。

リビア国内で生産される石油の取引をアメリカと行い、アメリカとカダフィ一家は蜜月状態。リビア国民は石油による利益を共有していたと教えられていたが
実は全くの嘘でしかなく、石油による利益の殆どはカダフィ一家が独占していた。その事がバレた事によって発生したのが今回の騒乱。

「カダフィ大佐の死亡を聞きつけてアメリカ大統領がリビアに民衆主義の到来だとかホザく。騒乱を起こした大本の連中が正義面して民衆主義を語る二面性」。

如何にアメリカが暴力的な交渉術を何食わぬ顔で平気な顔をして繰り出してくるか。反吐が出るとしか形容出来ない展開が存在する事への何よりの証左。
今回の出来事は所詮遠くの国の出来事で中東での限定的な内容と矮小化するのではなくアメリカとはこう言う国家でありTPPへの参加をするしないも含めて
日本人も、あるいは日本国も「アメリカのこうした裏の顔による驚異には晒されているので操り人形にならない様に気をつけましょう」と言う自戒に回せ。

2011年10月21日(金)06時33分36秒