2011年10月21日(金)マジシャンズエンド

スマートフォン欲しいですか?「いいえ」。その理由は?「幾つかあるが最大の理由はネットと言う世界は基本的にはオワコンでしかなく、オワコン世界に対して
過度な投資を行って毎月のパケット通信料うん千円、毎月の基本使用料うん百円、合計して福沢諭吉の4分の3ぐらいが毎月で掛かってしまう投資はプアだから」。

貧乏じゃないんだよ。費用対効果なんだよ。

例えばuseragentをいじくってパソコンでスマートフォン用のサイトを見る。「絶対URL」、「アホみたく多重のdivで囲ったコード」、「無駄にデカいJavascript」。
主にその3つの事例で以てファイルサイズが肥大する。「サイトを構成しているソースが無駄に太ってる分パケット転送量が大きくなってしまう」。

普通の携帯電話向けサイトだったらそんなにあれこれ出来ると言う事でも無いんで驚くぐらいにシンプルなソースで完結しているんだけどな。
ブラウザの性能がプアである事が逆にパケット転送量の減少に貢献していると言う皮肉な結果。

1パケット0.084円。その場合1KB「0.084*8 = 0.672円」。これまで10KBで済んでいた様な物が100KBになったとして「6.72円が67.2円になる」と言う。

「1ページ見ただけで」67.2円も掛かる。勿論パケット通信料なんて定額制が当然でいちいちパケット代気にしながら通信してる奴って何なの?貧乏なの?
と思われそうな向きもあるが「それだけ転送量が増えていると言う事。今のウェブはソースがあまりにも肥大化に走り過ぎている。デブの様相。相撲部屋か?」。

そう言うの嫌いなんで。最小限のソースで転送量を抑えアクセスが増えれば増えるほどに抑えた効果がてきめんに現れる。その方が賢い。
他人はそう言う傾向を採用しないんで。「外部サイトからの広告引用」、「内部サイトで肥大化したソース」、「絶対URLでいちいち長ったらしく記述する」。
そして何よりも「パソコン用とスマートフォン用で分けると言う行為は愚行である事にデザイナーが気付いてないので上記への改善はまず以て行われない」。

現在もプアで未来もプア。それがネット界隈の現状。ネット上を流れる情報の大半は実はどうでもいい情報。それと大衆迎合的な情報。その2種類しかない。

従って「そんな界隈に過度に入れ込むつもりもなく、解像度の異なる端末、レンダリングエンジンの異なる端末、そうした状況で自分のサイトがどう見えるのか
今まではあまりにもプアな見え方しかしていなかったし出来てなかったのでそこら辺の尺度の基準として現行のスマートフォンを基準としてCSSを書き直しました」。

最近スマートフォンの話題が増えていたのはレンダリングの違いを語る方が主で使う使わないに関しては割とどうでも良かったりする。
「携帯通信会社がアホみたく罠を仕掛けているから気をつけた方がいいよ?」と最小限語るだけで実は俺の様相を語る上では事足りる上に成立もする現状。

2011年10月21日(金)18時04分25秒