…前売りの単勝オッズはとにかく１強ムード。そう言う風に形容しても決しておかしくはない第７２回菊花賞。１番人気はオルフェーヴル。単勝1.4倍。
２番人気はウインバリアシオン。この２頭だけが単勝オッズ１０倍未満となっております。今日の馬体重、オルフェーヴルはプラス６キロでの出走４６６キロです。
神戸新聞杯を勝った時から更にまたパワーアップしたと言う解釈をしてもいいのか、そうした雰囲気が漂ってきます。果たして３冠達成なるかどうか。
３冠達成か。それとも阻止か。数えて今年で７２回目となります菊花賞、まもなくファンファーレです。

…大歓声と大観衆が渦巻く京都競馬場、枠入りは極めて順調。奇数番号の各馬が収まって、そして１４番のオルフェーヴルがゆっくりとゲートに向かいます。
最後は１８番のショウナンマイティが収まりますとゲート入り完了となります。３冠達成かそれとも３冠阻止か、第７２回菊花賞！

スタートしました！おっとペルシャザール少し飛び上がったスタート、オルフェーヴルはまずまずのスタートを切りました先行争いはどの馬が行くのか。
サンビームが前に出ましたサンビームがペースを引っ張る格好そして２番手にフレールジャックそれからロッカヴェラーノ２番手３番手
そして人気のオルフェーヴルは中団からの競馬同じ様な位置にフェイトフルウォーが追走してウインバリアシオンはなんとシンガリからの競馬！
これはアンカツの作戦かウインバリアシオンは１番後ろからレースを進めてまいります大歓声が飛ぶ京都競馬場１周目の４コーナーからスタンド前の直線
逃げるサンビームしかしフレールジャックも並んで前２頭となる格好オルフェーヴルはまずまず折り合いがついている池添謙一とオルフェーヴル
これから２周目の２コーナーから向こう正面へ、先頭フレールジャックしかし外ロッカヴェラーノちょっと行きたがっているオルフェーヴルは中段からの競馬
サダムパテックが居て後ろにはトーセンラー変わらずにウインバリアシオンが最後方からのレースで残り８００を全馬が通過一塊となって通過
先頭ロッカヴェラーノしかしフレールジャック更にはサダムパテックが前に居てここでサダムパテックが前へと進出を開始する連れてペルシャザール
ハーバーコマンド残り６００で外からオルフェーヴルが動いて行った！オルフェーヴルが動いて直後トーセンラーユニバーサルバンク４コーナーをカーブ
最後の直線勝負！先頭ロッカヴェラーノ粘っている外からサダムパテックが前に出た更に外からオルフェーヴルが先頭に立った！オルフェーヴル先頭！
３冠へ向かって抜けたオルフェーヴル！リードを２馬身３馬身と広げていくトーセンラーが内から追いすがる１番外からウインバリアシオンの強烈な末脚！
先頭オルフェーヴル２番手ウインバリアシオン上がったが前には届きそうにないオルフェーヴル３冠達成！！！２着ウインバリアシオン！
神戸新聞杯と同じ１、２着！オルフェーヴル史上７頭目となる３冠達成ですおめでとう！！！

ゴールした後にオルフェーヴルのやんちゃぶりが発揮されて池添謙一が振り落とされて放馬してしまうのか！？と一瞬思わせてしまう所もあったが
きちんと手綱は手放さずにもう片方の手でオルフェーヴルの馬体に触れて落ち着くんだよと宥めた池添謙一。と言う光景もあった訳だが。
振り落とされたとは言え足から降りる様な格好になった事が幸いしたな。係員などがやってきてきちんと再び馬上に乗る事が出来ました。そんな第７２回菊花賞。