[ 「日本人を見習いたい」 被災者らが助け合い 略奪も発生せず ] 多数の死傷者を出したトルコ東部の地震被災地では避難生活を送る人々が
お互いに助け合い、落ち着いた行動を呼び掛け合っている。「日本人を見習いたい」。東日本大震災で注目された日本人の忍耐強さ、秩序を守る姿勢が
教訓となっている。多くの建物が倒壊、損壊するなど大きな被害が出たエルジシュ。千人を超す被災者がテント生活を送る競技場では、食料配給を求める人々が
整然と列をつくっていた。割り込む人はおらず、妊婦に先を譲る姿も。物資が不足しているとされる被災地のワンでも商店で略奪などは発生していない。
「昨晩、みんなで震災後の日本人の姿勢を見習わなければいけないと話していたんだ」。25日午後、エルジシュの競技場で、一家7人でテント生活を
強いられている被災者の一人、イザット・アカーンさん(46)が打ち明けた。(ブサヨ産経 2011.10.26 09:55)