2011年11月08日(火)放送事故

「今日感テレビで放送事故」。マスターテープの音声自体に不具合が生じていての「22番でお願いします」だな。

[ ホークスCS突破放送で「大事故」 劇的シーンで「ジャパネットたかた」の音声 ] 両チームとも点が入らず延長戦に突入し、西武が10回表に1点入れる。
緊迫した雰囲気で迎えたホークス攻撃の10回裏、多くのファンが見守る中、長谷川勇也外野手が右中間2塁打を放ち、同点になるという劇的なシーンが
あったのだが、「打ちました!引っ張った!ライナー性の当たりが!」という実況の後、突然「22番でお願いします!」(男声)「パソコンにデジカメまでついて
なんと100円!」(女声)「今すぐお電話ください!」(男声)という声が入ってしまった。最初の「22番でお願いします」という声はテレビ通販「ジャパネットたかた」の
高田明社長だと思われる。通販番組の音声が紛れ込んでしまったようだ。(J-CASTニュース 2011/11/7 19:06)

放送事故には興味無い。今回真に取り上げるべきは「パソコンにデジカメまでついてなんと100円」に代表される「嘘はついてないけど説明は虚偽」。
その事象が代表的な物となる「情報弱者の騙し方」。むしろそっちの方を取り上げるべきだわな。「ジャパネットたかたはどうやって業績を伸ばしたのか」。

・パソコン、デジカメ、と言えば情報弱者は凄い物だと思い込む → 凄い物≒高い物だと思い込む → 後者の思い込み「だけを」ひっくり返してねじれを作る。

1:パソコンの性能に関して比較しない。デジカメの性能に関して比較しない。「比較する事が思い浮かばない」もしくは「比較の仕方が分からない」。
どっちにしても情報弱者。パソコンやデジカメと言った所で性能はピンキリ。「どーでもいー様な性能だったら安くて当たり前」。そうした仕入れ値と売値のねじれ。

2:悪しき上意下達。「こんなに凄いんです!」的な説明をする社長。「それが本当に凄いのか?」情報弱者はいちいち検証しない。「言われるがまま」でしかない。

ひとつは知識のなさ。もうひとつは宣教にも似た一方的なる流布。その両方を使う事でどの時代にも一定数が存在している他人の脳味噌で考えた内容を
さも自分の脳味噌で考えたかの様にして振る舞う事しか脳のない愚者集団を「騙して」どうでもいい様な物を売りつける。それがその会社のやり方でしかない。

「こうした会社に関わるな。こうした会社はパブリッシャー。パブリッシャーに琴線を揺らす事は出来ない。付き合うだけ時間の無駄」。

結論はそうなる。「儲けのからくり」はこうなる。その説明として利用した方が普通に賢い。「放送事故?人間のやる事が基本線なんだから失敗して当たり前」。
その事自体は非常にどうでもいい展開でしかない。「平日のローカル番組しか担当出来ない様な司会進行能力の連中に器用な動きは期待するなよ」。終了。

2011年11月08日(火)00時32分11秒