2011年11月13日(日)新鋭基準値部

現在の基準値は解像度。数字は300dpi。選択は「どの紙の面積で」その基準値を達成しているのか?とした紙の広さ。

「数字×広さ」。両方を明示しなければ話にならない。自分の中では決定済みだが、そう言えば表明していなかったな。

「はがきサイズ」。自分が掲載している画像の縦横それぞれのpxの長さの基準は300dpiを「はがきサイズの面積で」実行した際の尺度。

「はがき(10.0cm*14.8cm)≒A6(10.5cm*14.8cm)」、「300dpi@A6(1240*1748)」 → 「掲載画像(1425*2145)」
「はがき(14/10 = 1:1.4)」、「掲載画像@K-x(2145/1425 = 1:1.5)」 → 比率が異なる分余りも生じる。それはリサイズするなりトリミングするなりで。

掲載画像を目の粗くない状態できちんと印刷する事が可能な紙の広さを「はがきサイズ」のそれに定義した状態。とする事が現時点での自分の尺度。

この尺度が脳内にある自分の展開。電子書籍の時代はしばらく来ないと思っている。ドットピッチが現在の雑誌と比較して圧倒的に足りていないから。

「声優グランプリ(A4変型判)≒A4(21.0cm*29.7cm)」、「300dpi@A4(2480*3508)」 → およそ870万画素

2480*3508をドットバイドットで表示出来るタブレット…ある訳が無い。
ならばA4サイズはさすがに大きすぎると判断し、A5判(ジャポニカ学習帳サイズ)に小さくして考え方を再度当てはめる。

A5判の中で300ppiを実現しましょう。と考え方を変える、「300dpi@A5(1748*2480)」 → およそ433万画素

1748*2480をドットバイドットで表示出来るタブレット…ある訳が無い。1280*800、それがF-01D(ARROWS Tab LTE)が持っている画面の解像度。
150ppi程度しかないタブレットで雑誌と同レベルのドットピッチは再現出来ない。従って電子書籍は「紙の劣化品(笑)」で終わると言うのが現在の特徴。

従って電子書籍の時代は来ない。

…仮にタブレットのドットピッチが300ppiに到達したとしても、今度は肥大化したデータをどうやってストレスなく送受信するのか?
とした疑問符が沸いてくる。「およそ433万画素」のデータをやり取り。…恐らく1枚辺り1MB程度でないと無理だな。200ページで200MBと単純に考える。

1:パケット代金。「14MBで5985円」と言う現代の上限金額。「パケット代はい即天井です」。 
2:回線速度。「2Mbpsで1秒辺り256KB。1枚辺り4秒。200枚辺り4秒*200枚でおよそ13分」。

パケット代金の値下げと回線速度の向上は必須。しかしそれが果たせるとは到底思えない。従って電子書籍の時代は来ない。

…来るとすれば「紙の雑誌よりもドットピッチの面で劣った、雑誌と言うよりも雑誌もどき(笑)と言った劣化品でしかない不味い食べ物を
旨いだろ〜凄いだろ〜と言った悪しき上意下達にまんまと騙されて『旨い旨い』と食って毒死する無益な大衆の腐ったコンセンサスによる電子書籍(笑)」の時代。

戦時中に毒入りのじゃがいもを食わされる象の話を思い出す。

2011年11月13日(日)08時51分50秒