2011年11月18日(金)empowerment.

[ ヤオコー23期連続増益、「全員経営」が源泉 売り場作りパートに一任 ] 「パートナー(パート)社員の能力が非常に優れているから、同じ商品を売っても
粗利益率が0.3〜0.5ポイント高くなる」(川野清巳社長)ヤオコーはかねてパート社員活用術に定評がある。埼玉県を中心に展開する110店舗強で1万人以上の
パート社員を雇用しており、大半が買い物客と同じ主婦。商品発注など売り場作りのかなりの部分をパートに任せているのが特徴だ。競合チェーンも全く同じ商品を
扱っている有名メーカーのナショナルブランドでは利益に大きな差はつかない。パート社員は、売上高構成比が5割前後で粗利益率が50%以上と高い生鮮品や
総菜の販売で、その真価を発揮する。例えば各店舗に設けた「クッキングサポート」と呼ばれる調理実演コーナー。専任のパート社員が、旬の食材を使って
調理するのに加えて、「魚のさばき方を教えてほしい」といった来店客の料理に関する様々な相談に応える。一見、コストがかかる取り組みに思えるが、
「食べ方まで提案することで買い上げ客が増え、生鮮品を売り切る比率が高められる」という。廃棄ロスをどこまで減らせるかが、生鮮品の利益率を大きく
左右するので効果は大きい。トンカツやメンチカツ、てんぷら、おはぎといった利益率の高い総菜類。売上高に占める比率が15%程度の看板商品だ。総菜は
「味」が勝負になる。メンチカツは1個138円、トンカツは1個368円と他のチェーンと比べて価格帯はやや高い。肉や小麦粉、パン粉などの原材料に
こだわることに加えて、パート社員の調理技術がおいしさのカギを握る。そこで総菜を製造するパート社員は、各商品ごとの「技術試験」を受験して合格した人
だけが担当する仕組みになっている。4つの資格を取った人は「マイスター」として認定される。プライベートブランド(PB=自主企画)商品の開発にも、
パート社員が活躍する。冷凍食品の「国産ほたてのクリームシチュー」や「朝採りたまごの焼きプリン」など、独自商品の開発にもパート社員が関わり、
「味に関して、パートナーさんからOKが出ないと商品化しない」(川野社長)。パート社員が積極的に業務改善のアイデアを提案するような仕掛けも用意している。
「感動と笑顔の祭典」と呼ぶ業務改善の発表会。パート社員たちが、自ら考え出した売り場を活性化させる工夫を競う。埼玉県川越市にある研修センターで
毎月発表会を開くという熱心さだ。約110店舗に1200ある各売り場のチームから、選び抜かれた10チームが経営陣や各店長の前でプレゼンテーションする。
8月25日の発表会では、「"食パンマン"チームが取り組んだベーカリー部門の黒字化」「お酒は私に任せなさい」「ドライ(保存)食品部門で従来より少ない人員で
売上高アップ」といった事例が発表された。緊張気味の表情で現れたパート社員が、チームでいかに課題を議論して、売上高や利益を改善させたのかを、
一生懸命説明する。発表会の様子は、DVDと冊子にして全店舗に配布し、末端の現場まで浸透させる。「自分たちの工夫や改善努力で、商品が売れるように
なるといった手応えがすぐにわかるのが面白い」。業務改善アイデアを発表したヤオコー野木店(栃木県野木町)で総菜売り場を担当する入社11年目の
大橋由利子さんは話す。もちろん、「店舗運営や商品戦略を考える正社員の能力向上にも力を入れている」(川野社長)。毎月開催する店長同士が各店舗の
取り組みから相互に学ぶ「店長塾」に加えて、未来のリーダーを育てる「次長塾」や「主任塾」など階層別の研修を昨年から強化した。優秀な若い社員は、
抜てきして大きな責任を任せる。来年3月に従来店舗の1.5倍の売り場面積になってオープンする川越的場店。トップを任される32歳の大島潤店長は
「海外の小売りも視察して、日本のスーパーに足りないものは何かを研究してきた。その成果を店作りに反映させる」という。(日経ヴェリタス 2011年10月09日)

…出店した店の「規模」にもよるが、日経ヴェリタスの言いたい事は「まぁまぁ」分かる。規模、あるいは状況。「古い店舗ではなかなか出来ない事もある」。…と。
俺の頭の中で想定しているのは、基本「大店舗」。「ウニクス上里、ウニクス高崎、高崎高関店」の3店舗を想定している。その3店舗を想定した上での照合。

1、基本「値段は高い」。プライベートブランドはそうでもないが、ナショナルブランドの値付けに対しては同業他社と比較して1割程度高いと言う印象がある。 
2、ヤオコーの目指している物は「付加価値」。例えば店舗が新しい分も含めて綺麗、特に天井と内装と床材の3点において。そうした「付加価値」を重視している。

幾ら価格が安くても、倉庫の様な店作りでは、特に「感情(笑)しか持っていない3次のメスブタ」に訴求する力は無い。
残念ながら世の中の半分は3次のメスブタ。こうした連中は「感情(笑)」しか持っていないのですぐに感情(笑)が顔に出る。

…実に「幼稚」な生き物だな。3次の女は二次性徴の開始と同時に脳が劣化する。子宮を取れば劣化しないんじゃないか?と考えた事もあったが
おそらくそれでも成長曲線に変化は生じないんだろうな。「開始を告げるのは二次性徴。感情(笑)しか持たないのは脳の影響」。

まさしく「性別ではなく脳別として区別しろ」と俺が過去から言い続けてきた事への面目躍如。役に立つと言う展開の証明だな。と思うだけ。

3次元の女の方が家庭内では財布の実権を握っており、3次元の女は価格よりも雰囲気で店を選ぶと言う傾向があり、3次元の女の方が集合知を求めて
井戸端会議の様な様相で集合する事を是とした行動を起こし、1人ではなく「複数人」で行動を起こすと言う「公園デビュー」「ママさんなんとか」の傾向が強い。

従って、ヤオコーのやり方と言うのは「女向け」と言う意味では無難ではあるが、男からしてみれば「金銭的にはそれ程同業他社と戦える会社ではない」。

とするのが結論となる。

店作りとしては悪くない。「休憩スペース。キッチン展示。電気的に浄水を化した水道水の販売、最近のウニクスに代表されるワンストップチャネルの確立」。
どちらかと言えば「安さ」よりも「付加価値」に軸を置いた店作りだな。と言うのが俺の結論であり、どちらかと言えば女向けだなとする結論。

…こう言う会社経営もあるのか。「最終的にはそうやって会社経営のベクトルと言う違いを見て何を学び何を真似しないのかとした取捨選択を行う事」が重要。
取捨選択を行う為には「何があって、何がないのか」とした「比較」をきちんと目に見える分かりやすい形で実行する事が何よりも大切。ただそれだけの事。以上。

2011年11月18日(金)19時15分49秒