11月21日。月曜日の盛岡競馬10レースは第24回ダービーグランプリ。3歳馬による地方競馬の交流重賞。
…但し。今年は去年と大きく違っている所がある。
2010年:第23回ダービーグランプリ
2011年:第24回ダービーグランプリ(ロックハンドスターメモリアル)
悲しい話だな。可能な限り事故の起きない馬場作りをする事。芝とダートの切れ目。…中央の馬は慣れている?まぁそうだろうな。
しかし可能な限り切れ目の無い、芝なら芝だけ、ダートならダートだけ、としたコースを作っておいた方がいい。改めてそう思うだけ。枠順は出ている。
中心は名古屋のエーシンイグアス。JRAから転入して2戦2勝。安定感と近況成績から見ればこの馬か。あとは輸送がどう出るか。
南関東勢の中では春は惜敗が続いたキスミープリンスが一応の中心も近走不振と言う事で不満を覚える点もある。当日のパドックでの気配に注目。
地元岩手勢では一応の大将をカミノヌヴォーとして挙げておくが全体的には小粒と言ったメンバー構成だと感じている。
11月20日。日曜日の帯広競馬11レースはばんえいオークス。…但し当日のレーシングプログラムはある種の反吐が出てくる様相。
「中村繪里子さん誕生日記念」、「SprouTカップ」、「ありがとうばんえい!道民P記念」、「いつまでもいっぱい魔法をかけて」、
「プリンセス伊織新曲記念」、「真冬の十勝でドッキドキだよぉ杯」、「如月千早Happiness杯」、「やよい賞」、「第24回南北海道産駒特別2歳産地限定」、
「ばんえいアイドルマスター記念」、「ばんえいオークス」、「第24回市役所サポーターズ記念 A2・B1決勝混合」
「ばんえいアイドルマスター記念」。これをバンナムとコラボして実施する事になったので当日の協賛競走は一般人のオタによる協賛で埋めつくされております。
…それが当日の様相。…まずはこの展開の変化に対する良い点それと悪い点。両方あるので両方ともにしっかりと書いておきましょうね。とした「比較」を行う。
善1、ばんえい競馬の協賛競走に手を出す連中と言うのは一般人に限った事ではなくパチンカス店も協賛競走を行う事がある。
基本「パチンカスなんて百害あって一利なし」。店舗で働いていた人間が鬱病に掛かってしまったり、もしくはテンションがおかしくなってしまったりと
打つ側だけではなく打たせる側にもそうした不利益が存在してしまっている以上これは真っ当な日本人の為の物ではないと言う事が良く分かる。
そうした「害悪」でしかない物を宣伝するぐらいであればこうしたオタク活動の方がまだ無害である。とした展開を採用するならこれらの行為は「善」となる。
善2、地方競馬の最大の問題は知名度不足。「競馬=芝」「競馬=中央」。…中央競馬の所属馬なのに長い事中央競馬を走っていないスマートファルコンの様な馬。
基本「中央しか知らない」奴はスマートファルコンの存在を「知らない(認識しない)」。それぐらい知名度に深い差異が存在してしまっている。それが実情。
展開はどうあれ、ある程度「地方競馬の存在が認識される」と言う展開は決して悪い事ではない。「ギャンブルをしない層の圧倒的な認識不足」とする課題の解消。
そうした展開を良しとするならこれらの行為は「善」となる。
…以上が良い点。
悪1、競馬場が最も売りたい商品は馬券。「商品の宣伝」が実は全く出来ていない。主催者が特定の馬の推奨をする訳には勿論行かないが、
例えば近況どうなの?と言った情報はきちんとネットの上に出ている。そうした情報へとリンクを張るなどする事は主催者がやっても問題ない。
商品の宣伝にまるでなっていない。「一方的過ぎるアイマス側からの流れ」。…これでは「軒先を貸して母屋を取られる」としか形容出来ない。そこの不備。
悪2、…幾らオタどもが現地へ行こう!だのと盛り上がった所で個人の力よりも組織の力の方が上。「オタの教祖」。すなわち「声優」が全く話題として取り上げない。
関係者が一枚岩ではないと言うこの構図に反吐が出る。「声優=オタクホイホイ」なんだから、声優の方から話題にしないと「オタ(信者)」はついて来ないぞ、と。
…以上が悪い点。
幾らオタどもが騒いでも、オタどもの「教祖」である所の「声優」が話題にしなければ話題性の乏しいままで話が終わる。カリスマ的支配の欠如。
例えば事務所のお偉いさんが「競馬ぁ?ギャンブルぅ?そんなのウチの○○(声優名)に話題にさせんな!」とか無駄な偏見を行使すれば声優は話題にしない。
「ゲームもしくはアニメ関連会社」、「声優事務所」、「競馬主催者」。…三位一体と言うよりも「一方通告」と形容した方が正解だな。
今回の「ばんえいアイドルマスター記念」をブログ、もしくはtwitterで話題にしているかどうかの対照表は以下の通り。
×:下田麻美、今井麻美、中村繪里子、長谷川明子、平田宏美、たかはし智秋、滝田樹里、若林直美、沼倉愛美、原由実 ○:該当なし
とりあえずアーツビジョン、アーリーウイング辺りには石の1つでも投げておいて構わないだろうな。
「声優は所詮『事務所の商品』。誰の為に活動するのか。事務所の為。自分の為。自分と言うブランドを構築向上させる為としてオタが存在しているだけでしかない」。
この圧倒的な内向きの現実を考慮した場合、3次元の女を誰が動かすのか?の答えは「関係者」の漢字3文字に全てが収束されていく。
アイマスキャラのアイドルは某三浦あずさ以外馬券は買えない年齢設定ではあるが、声優(中の人)が馬券を買う、もしくは予想を行う。と言う事は十分に可能。
…こうした行為が存在していない以上、ばんえい側が馬券が売れて得をする、と言う展開は殆どない(小さい)。
そう結論付ける他にない。「一方的なるアイマス側からの蹂躙報告」と貸していくのが当日の様相。だろうな。
「当日。東京と比べて冷温になる帯広にまで出向いて現地で馬券を買える様な奴はきちんと馬券を買っておけ」。終了。
帯広10レース:カネサブラック、ニシキセンプーの2頭が実績上位。 ばんえいオークス:ブラックパール、アグリコトブキの2頭にカムイカリンが気になるのでその3頭。