2011年11月21日(月)wrapper.

たとえば「ばんえい」で検索を掛けると20日の例の頭が痛くなるアイドルマスター記念の話題を取り上げている普段競馬の話題を取り上げない連中の悪霊が見える。

ばんえいアイマス記念の当日レーススケジュールがカオスすぎるwww(はちま起稿) 
「ばんえいアイドルマスター記念」カネサブラックでとかちつくちて無事終了(もえもえちゃんねる)

こうした連中が「母屋を乗っ取る側」。それに声優だのアニプレだのが加わってくる。「あまりにも現実が分かってない連中が平気な顔して母屋を乗っ取る」。
その構造に反吐を出す。何回でも書いておくか。「競馬場が最も売りたい商品は馬券」だと。そしてお前らはその現実が何一つ分かってないと。

1、馬券を売る為には予想が必要。
2、馬券を売る為には幅広い販売チャネルが必要。
3、馬券を売る為には競馬法の改正で18歳から馬券購入可能などの間口を広げる施策を国が行う行為が必要。

3以外は今でも出来る。…で?アニメやアニプレや声優事務所は「ばんえい競馬の馬券を売る為に施策」は何かしましたか?
…何もしていない。「お前らが宣伝したい物(アニメ版アイマス)」、「ばんえい競馬が宣伝したい物(馬券)」…ここが全くかみ合っていない。

パドック前映像には13人のアイドルたちが出場していたのですが、それらのCV担当は何と全て双海亜美・真美役の下田麻美さんがモノマネで担当していたのでした

…下田麻美が予想したか?してないだろ。「名前だけで決めました」でも別にいいんだよ。「オタの教祖」である所の声優が「馬券予想を流布する事」。
それが重要なんだから。当たり外れは問題ではない。馬券と言う存在に教祖が信者へ目を向けさせる事が「馬券を売るお手伝い」になるんだよ。

「関係者」と言うのは普段から声優との付き合いが仕事上存在しているから声優を特別な存在だとは思っていない。
これが「客」との温度差。「客」は相当に声優を特別な存在だと思っているぞ?あたかも宗教だな。

「教祖」と「信者」。宗教用語を使って説明する理由はその空気感。

以前に高崎のジャマダでアイマス絡みの声優が「今回は」クリミナルガールズの宣伝でイベントを開催します!と言う事業があった。
そこに群がったオタどもは本当に声優を特別なまなざしで見ていた訳だからな。 → (アイマス兼クリミナル声優)長谷川明子、浅倉杏美、原由実

[ 声優☆アニソン&トークイベントinLABI 1 高崎 ] 休日だけどイベントのために高崎のヤマダへ行きましたよ 普段はあんまりイベントとか
行かないんですが、新幹線定期もあることだしアイマスPの端くれとして行っておこうかなと(すっぴんboy P 2010/11/20)

クリミナルガールズ:先週の高崎のイベントで紹介されてたゲームが気になっていたので購入「クリミナルガールズ」正直声優さんに釣られて買いました。
アイマスに出てくる声優さんが3人入ってた(@tinnenro 2010/11/26)

[ 『クリミナルガールズ』買いました ] 先日高崎LABI1で、『クリミナルガールズ』というゲームのイベントがありまして、行って来ました。
で、クリミナルガールズ買っちゃいました(ののわっ! 2010/12/2 08:34)

「教祖」と「信者」。だろ?そうした声優を使っての馬券販売活動をアニプレ以下バンナム、声優事務所、声優、並びにオタク連中どもはしていない。
一部のオタが買ったからいいじゃないかだって?「普段ばんえい競馬を買ってる連中が今回のコラボに引いて退散するマイナス」を考慮していないな。その言い分は。

結局馬券を売るお手伝いは何もしていないままで終わった。馬券が売れなくなるとどうなるのか?「荒尾競馬みたいに廃止になるんだよ」。

[ 熊本・荒尾競馬廃止へ 地方で最古 13億円の累積赤字 ] 現存の地方競馬では全国で最も古い歴史がある荒尾競馬(熊本県荒尾市)が今年度で廃止される。
運営する組合管理者の前畑淳治・荒尾市長が5日開会の定例市議会の冒頭で、経営難を理由に表明。レース自体は年内での終了も検討しているという。
廃止への引き金となったのは、約13億6千万円(2010年度末)の累積赤字だ。三池炭鉱閉山やレジャーの多様化などによって、1997年度に約57万人いた
客数は10年度は約8万人に減少。売り上げもピーク時の約159億円(92年度)が約49億円(10年度)に落ち込み、98年度から赤字経営が続いていた。
そのため09年に市民や学識者からなる「あり方検討会」が、11年度末までに存廃の方針を示すよう市長に提言。組合では出走手当のカットなどコスト削減に
取り組んだが、前畑市長は6月の市議会で「赤字体質は脱却できていない」と説明していた。(アサヒる 2011年9月5日 12時20分)

荒尾競馬組合における競馬事業廃止について 荒尾競馬組合管理者

荒尾競馬ファンの皆様に一言ご挨拶させていただきます。平素より競馬事業につきまして、ご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます。
心より感謝申し上げます。荒尾競馬は昭和3年競馬法の施行認可を受けて、畜産連合会と地元有志により開催されてきた経緯があり、市民の熱意で
自発的に始まった「荒尾の馬事文化」であり、また本市に多大なる経済効果をもたらし、地域経済を支えてきた存在であります。このことは、重々承知しつつ、
「競馬事業の将来に向けた見通し」や「市財政への影響」、「市民の意見」、また「競馬関係者の意見、実態」などを総合的に判断した結果、「荒尾競馬」廃止の道を
選択せざるを得ませんでした。まさに断腸の思いであります。ご理解いただきますようお願い申し上げます。なお、「荒尾競馬の廃止」にあたっては、本場開催は
事情の許す限り今年12月23日(金)をもって終了し、場外発売については来年3月末までは実施することとしています。なお、平成24年度以降の場外発売に
つきましては、関係機関と協議のうえ決定いたしたいと考えておりますので、今しばらくお待ちいただけるようお願い致します。
まずは、書中にて甚だ失礼とは存じますが、ご報告とさせていただきます。 敬具

あんだけ痛レースを実行してきた荒尾競馬でも馬券の売り上げは回復しなかった。何故か。「オタどもがきちんと馬券を買う事を広めないから」こうなった。以上。

2011年11月21日(月)16時14分03秒