2011年11月24日(木)新しい気配の良好を

交流重賞は浦和記念。スタートして先行する各馬を見ながら4コーナーで追い出しに掛かった1番人気のシビルウォー。前はJRA勢で固まっている中
一旦はボレアスが抜け出そうとするも4頭が横並びの気配で一歩も譲らず。道中は後ろから2頭目、3コーナーで5番手までポジションを押し上げていた
ボランタスが最後はシビルウォーとの争いをクビ差制しての1着。JRA勢を向こうに回しての差しきり勝ちは強いと思ったよ。地方競馬の面目躍如。

別の場所。園田競馬ではオオエライジンがA1の競走に出てきて「えっ?なんでここ?」と思わせる様なレース選択で出走。単勝1.2倍の圧倒的な人気。
しかしスタートで出遅れる。押して押して6番手まで押し上げての競馬。これは連勝記録が止まるのか!?と思わせる様な暗雲のスタンド前。
2コーナーから3コーナーへの向正面で前との差を詰めていくオオエライジン。3コーナーでは押し出されて先頭に立ったドクターラオウの外に並びかける。
4コーナーから直線。叩き合いもなかなか抜け出さない両馬。最後残り50メートルぐらいでオオエライジンがクビ差抜け出した所がゴール。これで10連勝。
3着には最後追い込んできたエーシンブランが入ってきて上位3頭は固い決着となりました。そんなレース結果。

1つ疑問なのはオオエライジンが何故この競走なのか?と言う事。答え?「あるとすれば兵庫ゴールドトロフィーに向けての叩き台」。

園田競馬では12月下旬にJRAとの交流重賞兵庫ゴールドトロフィーを予定している。出走するなら下手に間隔を開けて使うよりも…。
と言うのが陣営の思惑か。2012年にはJRAのダート重賞に殴り込みも?と言う噂も飛び交っているだけに下手なローテーションは当然組めない。
それでもここを使ってきたと言うのはもはや「ある程度間隔を開けて使うよりも定期的に使った方がこの馬の為になる」と関係者が判断した。と俺は考えている。

いずれにしても面白い競馬だったので別に構いませんが。出遅れた時には場内からなんとも形容しがたい声も飛んでいたからゲート練習は必要になるけどな。

2011年11月24日(木)17時46分21秒