2011年11月24日(木)こだわった性格

[ 横浜新監督に工藤公康氏招聘へ ] 元西武投手の工藤公康氏(48)を球団の新監督として招聘(しょうへい)する方針であることが24日、
複数の関係者への取材でわかった。12月1日のオーナー会議で球界参入が承認されれば、就任を正式に要請する。(ブサヨ産経 2011.11.24 21:44)

144試合で72勝72敗。それで勝率5割になる。引き分けを考えなければ最低ラインは72勝。あとは引き分けの分勝率5割ラインは多少変化する。
監督にとって重要なのは「育成的な意味での捨て試合を作れるかどうか」。それと「大事な試合はきちんと物にする事が出来るかどうか」。

野球はピッチャーが生命線。1年活躍しても次の年にまた活躍してくれるとは限らない。そこできちんと「今年活躍した投手だから来年も…」ではなく
「今年活躍したからと言って来年も活躍してくれるとは限らない」ときちんと考える事が出来るかどうか。それが監督と名監督との差異とする区分。

1:マシンガン継投。2011年の横浜の「のべ」ピッチャーの数はリーグで最も大きい数字。1試合を終わらせるのに複数のピッチャーを使う非効率。 
2:先発不足。まともにローテーションを守ったのはせいぜい高崎ぐらい。外国人ピッチャーも物にならず。「先発の駒を誰で揃えるのか」ビジョンが見えない。

横浜が弱いのはピッチャーが打たれるから。打線が5点取っても7点取られたら負けになる。「如何にしてピッチャーを補強するか」。

誰が監督に就任しようがどうでもいい。「思考」の中身こそが最も重要。そこをきちんと書き出していない以上こうした招聘の展開には何の意味も無い。以上。

2011年11月24日(木)22時34分57秒