[ 清武氏解任理由は正当 巨人・桃井社長コメント ] 読売巨人軍の専務取締役で球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM)だった清武英利氏(61)が解任、
解職された問題で、清武氏は25日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見した。同氏は、「来季のコーチ人事を、渡辺恒雄球団会長(読売新聞
グループ本社代表取締役会長・主筆)が鶴の一声で覆そうとしたことは、絶対に食い止めなければならないコンプライアンス違反だった」などと従来の主張を
繰り返した。また、同席した代理人の吉峯啓晴(ひろはる)弁護士は、来月にも何らかの訴訟を起こす考えを示した。清武氏の記者会見について、巨人軍の
桃井恒和社長は25日、「清武君の解任理由はすべて正当であり、変更すべきところはないと改めて確信した」とするコメントを発表した。清武氏が会見で、
(1)巨人軍のコーチの総数に上限がある(2)一度決まったコーチ人事の変更は不可能(3)コーチの人事権は球団代表やGMにのみ認められている という趣旨の
見解を示したことについては、いずれも事実と異なり「牽強付会(けんきょうふかい)というべき」と反論した。吉峯弁護士が「読売新聞の記事の品質が心配だ」と
発言したことは、「読売新聞の信用を傷つけるもので看過しがたい」として発言の撤回を求めた。(ゴミ売り 2011年11月25日 23時03分)