今日の中央競馬。阪神8レースでスプリングゲントが2年半ぶりの競馬も大差のシンガリ負け。前走中山グランドジャンプ1着。そこから2年半。
2009年 4月18日( 9歳):中山グランドジャンプ(1着)
2011年12月 3日(11歳):3歳以上1000万円以下(16着)
スプリングゲントは過去に中山グランドジャンプ1着よりも更に前の2006年に「2年間」休養していた事がある。
2006年11月11日( 6歳):京都ハイジャンプ(1着)
2008年10月18日( 8歳):3歳以上1000万円以下(15着)
その時は2年休養。今回は2年半休養。普通そこまで休むと言う事はあり得ない。過去にそれだけ休まなければならないと言った状況に陥った事があった
と言う時点で引退を考えると言うのがある意味普通。2年休んだ後出てきて障害GIを勝ったと言うのはすごい事だとは思うがその後更に2年半休養。
「長い休み」を2度も挟んだ事がある。と言う時点で正直異常。年齢的にも2011年で11歳と言う年齢は一般的には引退していて当たり前とも言える年齢。
1:長い休みを2度も取らせる様な体質の馬をここまで現役にこだわらせる理由は何か。
2:今回は2年半ぶりの休み明け。そこまで休ませるぐらいに体がガタガタであると言うのであれば引退も考えておかしくないのに何故現役か。
3:2年半休んだ分年齢は11歳となった。そこまで年を取ったら普通の競走馬であれば引退を考えてもおかしくないのに何故現役か。
「11歳と言う年齢。過去に2年休養したと言う体質。今回はそれよりも更に長い2年半と言う休養。能力の上限はある程度下がっていく。
そうした構図が1つは加齢。もう1つは長期休養。以上の2つで能力としてはこれ以上の望みは掛けにくいのに『何故現役にそこまでこだわる』のか」。
どうも俺にはその理由が見えにくい。功労馬にする事も難しいか。乗馬にする事も難しいか。ここまで休むと能力の回復も難しい。
そうなるときちんと走りきる事が出来るのか?と言った内情が心配の種となる。肉体を心配するとした概念で現役にこだわるその姿勢に疑問符を投げかける。
この後は中山大障害ですか?正直無事に走りきる事が出来るのかどうかと言った点からまずは心配になると言うのが俺の印象なんで。
そして場所が変わった同じレース番号。中山8レースではイルミネーションジャンプステークス。
1着ディアマジェスティ、2着マジェスティバイオ。名前の一部分が共通している馬で1着2着。割と人気サイドの結果だったな。着差は9馬身差。
今年の中山グランドジャンプを勝ったマイネルネオスの復帰戦でもあったが結果は5着。勝ち馬から5秒突き放されたと言う結果には不満も残る。
かなりの勢いで混沌としてきた障害レース界。一体誰がその今後を引っ張っていくのか。その答えは今年の中山大障害で明らかになる。