2011年12月04日(日)ジョンイマジオン

[ 「奇跡の一本松」保護を断念…海水で根が腐り ] 東日本大震災の津波に耐えた岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」について、保存活動を続けてきた
地元の「高田松原を守る会」が保護を事実上断念したことがわかった。同会は、国の名勝「高田松原」に唯一残った松を復興のシンボルにしようと、周囲に
鉄板を打ち込んだり、地中の海水を吸い上げたりしてきた。しかし、財団法人「日本緑化センター」(東京)が10月に調べたところ、海水で根がほとんど腐り、
松を維持するのは極めて難しい状態と判明。会では「再生不可能」として保護作業を打ち切った。現在は立ち枯れるのを見守るしかない状況という。守る会の
鈴木善久会長(66)は「一本松は我々を『強く生きろ』と励ましてくれた。生きて残してやれないのは本当に残念」と話す。会では一本松の接ぎ木を
育てるなどして高田松原に苗木を移す計画を進めるほか、一本松に防風・防虫対策を施し、立ち枯れのまま残せないか市に要望している。鈴木和夫・東大
名誉教授(森林植物学)は「根の大半が腐ると、栄養や水分を吸収できず再生は厳しい」とし、立ち枯れで残す案も「湿気を防ぎ、腐朽菌の繁殖を抑えれば
可能だが、沿岸部では難しい」と話す。(ゴミ売り 2011年12月4日 03時05分)

今まで良く耐えてきた。人々の心に勇気を与える。その役目はもう十二分に果たしたと断言する。
下手に延命しようとする姿勢は却って見苦しい。魂は十二分に受け取った。これからは心の存在だ。

2011年12月04日(日)05時09分33秒