2011年12月11日(日)風の音が聞こえる。

金沢競馬。中日杯。スタートしてジャングルスマイルは2番手から、ナムラダイキチは3番手からの競馬。前は8枠2頭が飛ばすペース。
枠の差があって外枠の馬はある程度早めに前に行くしか無い。しかしそれでもスタンド前に出てきた所では一気にペースを落とした前2頭。
ジャングルスマイルは2番手から、その直後にナムラダイキチが付けてこの2頭の後ろも一気に固まって集団となった先頭集団。
2コーナーから向正面に掛けて再びペースが上がっていく。ここで早くもジャングルスマイルが先頭に躍り出るがしかしナムラダイキチも差を詰める。
残り400の時点で前2頭が並んで後続を大きく突き放したこの2頭の競馬となって4コーナーから直線、直線は外からナムラダイキチが伸びる
内ジャングルスマイル盛り返すこの2頭の叩き合いは残り50メートルで突き放したナムラダイキチが最後はリードを取ってのゴール。2着ジャングルスマイル。

…3着は今入線!…2着と3着との差が大きく離れた競馬となった。と書けば如何にこの2頭がマッチレースの様相だったか。と言う事が良く分かる。

…レースの結果を見ての感想?「その前に」。今日のジャングルスマイルは道中やや掛かった競馬を見せていた。「そうした隙は見逃してくれない」。
集中力を欠いていたと言うか、何かこう自分の逃げでは無かったと言うか。やはり「外枠」だな。ナムラダイキチが内枠からすんなりと競馬をする事が出来た。
その事とは対照的だった。これが「枠の差」か。決して1枠と8枠は同じ条件ではない。改めて競馬の「枠」と言う概念を思い知らされる。

いずれにしてもこの2頭がやはり今後の金沢競馬を引っ張っていく存在であると言う事は確認した。
前へ行くジャングルスマイル。後ろから差すナムラダイキチ。後は道中のペースとその日の体調次第。
しかし現状はナムラダイキチの方が強いかな?と思わせる様な「今日の結果」と相成った。…しかしまぁ2着と3着との差が何秒あったんだか。
2秒ぐらいか?いや正直もっとあった。とりあえず「3秒ぐらい」と言うのが俺の体内時計での算出結果。まぁ殆ど当てになりませんが。

こんだけ面白いレースの発走時刻を阪神ジュベナイルフィリーズと同じ時間にしたと言う金沢競馬の行動が理解不能。
時間をずらして両方とも生で楽しめます!と言う様にしろ。そこは金沢競馬の反省点。きちんと(あるいは「しっかりと」)書いておく事にする。以上。

2011年12月11日(日)16時02分51秒