[ 武田久、2億3千万円 ] 日本ハムの武田久投手(33)が15日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、8千万円増の年俸2億3千万円
プラス出来高払いでサインした。今季37セーブを挙げ、2年ぶりにパ・リーグのセーブ王に輝いた右腕は「ことしが自分のベストだとは思っていない。
これから全盛期が来るくらいの気持ち」とさらなる飛躍を誓った。(ブサヨ産経 2011.12.15 16:53)
抑えの投手はチームの中軸。「抑えの誰々に回せば大丈夫だ」と言える様な信頼の構築と言う意味で。
野球で打者の中軸が4番なら、投手の中軸は抑えだと俺は思っている。先発?「毎日投げる訳ではないだろう?」。
確かに理想は先発が毎試合毎試合1人で投げ抜いての完封勝利。
しかしそれが出来れば苦労しない。打たれて打たれて。あるいは何らかのアクシデントでマウンドを譲る事もある。従って
「年間30セーブしたとして、144試合中の30セーブなら登板回数は分数に直して30/144、つまりおよそ21パーセントの機会で投げる事がある」抑えのピッチャー。
そこが投手の精神的柱であり「中軸」であると俺は思っている。
…中継ぎか。確かに勝ちパターンでの中継ぎには相当の責任ものしかかっては来るが、抑えのピッチャーはそれ以上の責任がのしかかって来ると俺は思っている。
理由?「中継ぎが打たれても次の回で打線が逆転と言う可能性はあるが抑えが打たれた場合には大抵の場合サヨナラ負けと言う事でチームの敗戦に直結する」。
ビジターゲームで9回表の自軍の攻撃が終わってビジターチームが1点リード。9回裏のホームチームの攻撃に対してマウンドにはビジターチームの抑え。
野球の場合ホームゲームとビジターゲームの2つに分かれる。要するに「本拠地」なのか、それとも「遠征先」なのか。現在のプロ野球の場合、
本拠地にしている球場での勝率が高いのは当たり前。現在のプロ野球でどうやって順位を上に持っていくか。
…如何にして「遠征先で負けを増やさない様にするか」。「弱点」の除去が求められる。
それが現実。
2011年のチーム成績(広島):ホーム(32勝37敗)、ビジター(28勝39敗) → ビジター(借金11)
2011年のチーム成績(中日):ホーム(44勝22敗)、ビジター(31勝37敗) → ビジター(借金6)
結論1:野球はピッチャーが主に作る物。
結論2:プロ野球の順位は如何にして遠征先(ビジター)での負け数を少なく出来るか?が1つのポイント。
結論3:遠征先(ビジター)での試合、なおかつ先攻チームが勝っている場合。9回裏のマウンドは先攻チームの抑えが出てくる。「遠征先で」抑える事。それが重要。
例えば広島の抑えをサファテだとして本拠地(マツダスタジアム)での登板は9回表で「打たれても同点だったら9回裏に逆転出来る可能性は残されている」。
しかし遠征先(例えばナゴヤドームなど)での登板は9回裏で「同点にされた時点でかなり相手のチームが勢いづく」様相でしか残されていない。
如何に「抑えのピッチャーが遠征先(ビジター)で抑えて相手チームのファンから悪役(ヒール)扱いされるか否か」。
その事が非常に重要である事が良く分かる。
ヒール:本来は「ヒール(heel)」すなわち「かかと」を意味する英語。「かかとの高い靴」を「ハイヒール」と口にする。
そこから転じて「悪役の写真をかかとで踏みつける」行為が元となって「ヒール(悪役)」という意味が誕生した。
如何に「ヒール(悪役)」に賭けるか。「お前はヒールになれ。それがチームの優勝に近づくんだ」。…とな。
「ヒール賭け(ビール掛け)」。最後はダジャレかよお前。まぁ元々のネタが「ハムプラス」とか言ってダジャレ的なパロディでしかねぇからな。以上。