[ 武豊がレッドデイヴィスに騎乗 有馬記念 ] 武豊騎手が24年連続JRA・G1制覇に望みをつないだ。18日、有馬記念に出走するレッドデイヴィス
(せん3、音無)とのコンビが決定。当初騎乗予定だった安藤勝騎手が、横山典騎手の騎乗停止に伴いペルーサに乗ることになったため、急きょ手綱が回ってきた。
「有馬記念に乗れるのはうれしい。騎手なら誰でも1年の最後に、あの場所にいたいと思うんじゃないかな。どんな馬なのか、今週の調教に乗って感触を
つかむつもり。オルフェーヴルを負かしたぐらいだから力はあると思うし楽しみ」と胸を躍らせた。年初のシンザン記念でオルフェーヴルに勝ち、休み明けの
前走鳴尾記念を快勝。人気の1頭で88年から途切れていない記録に挑む。(日刊 12月18日 18時18分)
2011年12月18日(日)ここで満を持してあの人が (+09:04)
[ 【有馬記念】ペルーサに安藤勝 ] 有馬記念に出走するペルーサ(美・藤沢和、牡4)は、安藤勝己騎手(51)=栗・フリー=と再コンビを組むことが17日、
決まった。騎乗予定だった横山典騎手が17日の中山競馬で騎乗停止処分となったことを受けて、関係者が協議を重ねた結果、昨秋の天皇賞(2着)など、
これまでペルーサに5回騎乗した実績があり、乗り慣れている安藤勝騎手に依頼することになったもの。ペルーサには昨年の有馬記念4着以来、1年ぶりの
騎乗となる。これにより、前走の鳴尾記念をデムーロ騎手で勝ち、有馬記念では安藤勝騎手に乗り替わる予定だったレッドデイヴィス(栗・音無、せん3)の鞍上は、
現時点では未定となった。(サンスポ 2011.12.18 05:03)
武豊が空いている。当日は阪神で騎乗予定? 「有馬記念を盛り上げる為に急遽中山へ!」 …あっても別に構わない。俺はそう思っている。
…と書いた。まずは「先んじる事で時間を作り出す行為の有用性」。「作り出した時間の希少価値」。以上の2点の存在を今回の事例で証明したとの提出を果たす。
…残り1つ。何をやるべきか。「深遠で有用なる情報を比較の名の元に製造して送り出す行為の有用性」を実証する事。「思わず頷く行為のその先」にて。
1:芝2500メートルは未経験。中山コースは未経験。武豊とのコンビは未経験。この「三重苦」にどう立ち向かっていくのか。それは「騎手のみぞ知る世界」。
1−1:1周目スタンド前で如何に折り合いを付けていくか。道中喧嘩さえしなければ最後には伸びてくると思っている。後は「どのぐらい伸びてくるのか」。
1−2:中山芝2500メートルは2000メートルさえこなせば距離は持つと思っている。むしろ問題なのは「本質的にマイラー」だった場合に伸びて来なくなる事。
1−3:新人やあるいは経験の浅い外国人ジョッキーではないので中山芝2500の騎乗経験は豊富。そこに関しては問題視していない。あとは折り合いだけ。
2:武豊は終わった騎手?もう乗れない?なんかそんな話が飛んでいるけどそこら辺どうなん?
2−1:単純に「怪我の影響で騎乗フォームを崩していた」事が成績の下降に繋がっただけの事と見ている。最近はフォームが良い時の頃に戻ってきた。
2−2:単純に「他の騎手のエージェントの活躍で自分の所に勝てる馬が回って来なくなった」事が成績の下降に繋がっただけの事と見ている。地方騎手の台頭。
2−3:単純に「外国人に乗って貰った方が勝てるとした様な風潮で日本人ジョッキーに馬が回って来なくなった事」が成績の下降に繋がっただけの事と見ている。
従って「騎乗フォームは良くなってきているので戦えない状態ではない」と俺は思っている。むしろ折り合い。何故なら「せん3」だから。
セン馬(せんば)とは去勢された牡馬のことである。競馬界においては、気性を穏やかにし、競走において扱いやすくするために去勢を行う。
過去に降着も経験した事があるレッドデイヴィスをどうやって宥めながら折り合いを付けていくのか。俺の注目はむしろそこに向かう。「『折り合い』を鍵としろ」。
折り合い(おりあい)とは競馬のレース(競走)において、競走馬が騎手の制御・命令に従うかどうかを指す。
制御・命令に従うことを折り合うまたは折り合いがつくといい、制御・命令に従わないことを折り合いを欠くという。