2011年12月29日(木)レジスト

ダンシングブレーヴ、キングヘイロー、オオエライジンと続くサイアーラインの流れを見る。
…最近は特定の種牡馬にばかり繁殖牝馬があてがわれている状態。種牡馬に罪は無いが、もう少し多種多様性があった方が世界は普通に面白い。
その事を理解していない連中が自らの首を絞めて縮小再生産とした矮小化行為へと加担を続ける。「だからくっつき虫たるバカが増える」。

・プリンスリーギフト → サクラユタカオー → サクラバクシンオー → ???(グランプリボスが候補に挙げられるか)
・ノーザンテースト → アンバーシャダイ → メジロライアン → メジロブライト → …。(ノーザンテースト系は傍系として続く事になるだろうな)

例えばこんな風に。競馬の一時代を築いたはずの馬のサイアーラインがまるで繋がっていないと言う事が殆ど。
多少は優劣によって決定される面もあるとは言えこれではあまりにも面白くない。「昔見ていたあの馬の子供が今は」の様な面白さが存在していない。

だから競馬離れが進む。競馬人気云々を語る時に最大の効力となるのは「熱」。要するに「競馬熱」。そこの熱を如何にして上げていくのか?
とした視点に立っての大局的な経営方向の定め方と言う内容を出来ていないから競馬の人気はしぼんでいく。実は非常に簡単な原因がありました。

外から種牡馬買ってくればいいや的な時代はもう終わり、今後は既存の血筋を歴史化していくか。と言った方向が非常に重要であると言うだけの事でしかない。

ダンシングブレーヴこそ輸入馬ではあるがキングヘイローの現役時代に競馬を見ていたファンはそれなりに根強く残っている。
キングヘイローの日本ダービーでやらかした福永が今やリーディングジョッキーだとよ。へぇ。「今の福永が当時のキングヘイローに乗ったらどう言う競馬をしてたかな」。

生き物だ。後継が出るのは割と早めの方がいい。オオエライジンにはいずれ種牡馬入りして欲しいね。「そうしないと競馬が面白くならないから」。

2011年12月29日(木)01時07分31秒