2011年12月31日(土)beyond a jail.

ネット世論の調子が変化していると言う意見がある。…違う。「ネット上の世論は現実世界の縮図」。従って「現実世界が変化している」。

どの様に変化しているのか。

1:付和雷同。他人の意見に同調するだけの者が増えた。何故か。「お手軽」だから。
2:曖昧模糊。他人の意見に明確な対立軸を付けない者が増えた。何故か。「暇つぶし」だから。「それを取り上げてる俺かっこいい的なステータスが欲しいから」。

ネット上に意見を残す事を単なるステータスとしてしか捉えておらず、真剣になって書いている連中をむしろ小馬鹿にする傾向がある。

顔見知り。嫌われたくない人間関係の構築。仲間なら俺に反応してくれるよね?と言う確認ツール。

つまみぐいするステータス要求行動派。つまりハイエナ。ネット上の世論はハイエナ層だけが圧倒的に増えた。ただそれだけの事でしかない。
ハイエナ層は特定の部位に集う。そこさえ切り捨てれば大半の連中は焼けて死ぬ。自分がネットをどう使っていくのか?とした自分本意の概念。
現代社会ではそれが有用。俺はその概念を既に行使している。そうした概念を中心に据えればネット上の世論が矮小化されようとあまり関係ない事になる。

特定の部位とは「共有しやすい話題。簡単な内容の話題。数の大小で大こそ正義!とした感覚の話題」など。要するに「集合しやすい部分」が該当する。

あくまでも資料の保存、活用、比較の為に自分はネット上にツールを作成して使っている。「ハイエナ層は特定の部位にしか集えない」。そこを回避せよ。

2011年12月31日(土)04時12分47秒