けれども、とあなたはいいます





わたしはそれをひどくせつなく思います





けれども、とあなたがいいます





わたしはあなたを抱きしめます











どうしてあなたは否定するのでしょうか





どうしてあなたはそんなかなしそうに笑うのでしょうか





どうして、何故、どうして











けれども、と僕がいいます





あなたを困らせて楽しいわけではないのです





けれども、と僕は泣きます





あなたを失いたくないのです











明け方の月が雲を呼び、





空はしらじらと明けを呼びます





されど、





わたしはあなたの手を離すことができない











ああ、されど











されども