虫とか昆虫が死ぬほど嫌いなくせに、田舎にのんびり旅行したいとか、夏は蝉の鳴き声と蚊取り線香の匂いで癒されるとか思ってるかんとくです、こんばんは。
こないだ島根行った時も、島根の山の方の自然がいっぱいな場所で、空気綺麗だし緑綺麗だし気持ち良いし最高だーー!!
って思ってたのに、見たこともない細長くて青いトンボらしきものが飛んで来たり、虫がとにかく多くて友人と発狂してました。
「うちら絶対、田舎に嫁げないなー」とか言いながら、綺麗な大自然の中で、飛んで来る虫にヒーヒー言いながら半泣きになって逃げていたというこのギャップ…
私が死ぬほど虫が苦手なのは、小さい頃のトラウマもあると思うんだなー。
小学校卒業するまで住んでた江坂のマンションは、1階で庭付きだったんです。
母が花大好きで(特に薔薇)庭にいっぱい花を育ててて、庭も手入れしてたけど緑が多い代わりに虫も多い。
そんでも夏はベランダにビニールのプール置いて水遊びして、蚊に刺されまくったけど楽しかったから別に良いって感じで。
とにかく一年中虫が多かった。
家の中に何故かアリの大群が入って来て、畳一面アリだったこともある。
あれは何故だったのか未だに謎。
年に1度くらいはあった。
ムカデも家に入って来たし、ゴキも出たし、クモなんて何匹いるの?!ってくらいいて、寝るとき天上見たらクモが数匹なんて日常でした。
「寝てるとき、あのクモが顔に落ちて来たらどうしよう…」と思うと怖くて寝れなかったりして。
睡魔に負けて結局寝たけど。
夏は絶対耳元で蚊が「ブ〜〜〜ン」と飛んで、五月蝿くて全然寝れなかった。
母に言ったら蚊取り線香炊いてくれて、それでも蚊は飛んで来たけど蚊取り線香の匂いは夏の定番でした。
今住んでるのは7階だから、蚊も滅多に飛んで来ないし(家には入って来るけど)前と比べたら虫とはあまり縁のない生活。
でも、夕方自転車乗ってると、住宅街に入ったら蚊取り線香の匂いが漂って来るんですよね。
その匂い嗅いでると、昔を思い出してほっこりしてしまうという…
蚊取り線香の匂い、好きだわ〜。
話戻って、トラウマになったのは前のマンションに巨大なクモが出たこと。
寝てる時に足にビタッと何かが張り付いて来て、その瞬間目が覚めたんです。
起き上がったら左足の膝下に、黒くて足の長いでっかいクモが張り付いてるんですよ。
もうキモ過ぎて死ぬかと思ったよ…!
発狂してたら父が隣の部屋から「どないしたんや?!」と飛んで来て、そのデカい蜘蛛を1mの物差しでベランダに追い出してたような気がする…
しかしあの足に張り付いて来た時の感触は今でも思えてます。
あと、うちの母はかなりワイルドで大雑把だったんですが、ある日ゴキが出たんです。
天上近くの壁にゴキがいて、母がスリッパ持ってジャンプしてゴキを叩き潰したわけです。
ポロっと落ちて来るかと思ったら、ゴキは壁に張り付いたままだった…
そのゴキの側に、何日か前からいた大きいクモが寄って行ったわけですよ。
私はキモ過ぎて一人で発狂してたんですが、妹と弟は「すごーい」って感じで見てたし、母は「ええねんええねん、クモさんが食べてくれるわ」とそのまま放置していたという…
父は潔癖性なんだけど、家に帰って来てあの状況を見て発狂しなかったんだろうか。
父の性格だと即効でゴキの死体処理すると思ったけど…
と思ったら、次の日起きたらゴキの姿はありませんでした。
私が寝る前は、潰れたゴキの上にクモが多いかぶさっていた…
想像するだけでキモい…(想像するなよ)
母曰く、寝てるうちにクモがゴキを綺麗に食べたことになってて信じてたけど、今この日記書いてて「やっぱり父が帰って来て片付けたんだよなあ…」と思いました。
あの父がゴキを放置しているわけがない。
家に虫が出ると地の果てまで追い詰めるような父がだもんな…
お風呂にコオロギが出たこともありました。
しかも私が入ってるとき。
でも私からすると黒い虫は全部ゴキなので、風呂で叫びながら湯船に飛び込んだら誰か来てくれて、掴んでポイッと外に捨ててくれたけど。
多分弟か妹。
「コオロギだよ」って言われたけど、間違いなくゴキだと思った。
ゴキもクモも見慣れたけど、部屋にゴキの小型(ゴキの赤ちゃん?)が結構出て、引っ越す前はなれたのかティッシュ何重にもしてその小さいゴキらしきものをプチッと潰して捨ててたけど、鳥肌が半端なかったわ…
こっちに引っ越してから虫の耐性がまたなくなったので、今もゴキやクモは死ぬほど嫌いです。
というか害虫だろうと昆虫だろうと、虫全般ダメだ…
アリもダメだ。
夏は母方のじーちゃんの家に行くと、じーちゃんが弟のために庭で蝉をいっぱい捕まえて虫かごに入れて待っててくれたんです。
カブトムシとか。
じーちゃんの家の庭は広かったんで、柿の木もあったし井戸も畑もあって、昔は警察犬の犬も飼ってたらしい。
じーちゃんは強そうな人だったので、強そうな犬がぴったり。
フィラリアで死んじゃったみたいですが、私が産まれた頃はまだ生きてたそうな。
でも見た記憶がない…
で、蝉なんですが、弟は超喜んでて「家の中で蝉飛ばしていい?」とか言いやがるんですよ。
じーちゃんも喜んで「いいよいいよ^^」と言うんですが、虫嫌いな私はたまったもんじゃないっすよ!
どんなに「やめて!」と言っても結局何匹もいる蝉を家で放して、部屋の中で飛び回ってるんですよ。
弟はそれをまた捕まえて喜んでたけど、こっちに蝉飛んで来るし顔目がけて飛んで来るし、私は発狂してひたすら泣きわめいてたという…
耐え切れず、家から飛び出して外で泣いてたこともありました。
じーちゃんや母が「もう大丈夫だから入っておいで」って迎えに来るんだけど、入ったらまだ飛んでたりとか。
どうも私が泣きわめくのを、みんなで楽しんでいるようだった…
鬼畜過ぎる。
一番覚えてるのが「かんとくちゃん、はい、ブローチ^^」と言いながら、母が私の胸に蝉を止まらせたこと。
私は一瞬「茶色いブローチ?」と思ったんだけど、よく見たら蝉だったのでまた泣きながら逃げ回って、じーちゃんも父も母も微笑ましく笑っていた…
微笑ましいかもしれんけど、私からすると地獄なんじゃああっ!
その後、毎年夏になってじーちゃんの家に行く話になると、「行きたくない」「蝉いるから嫌」「留守番する」と言い張ってました。
結局「美味しいお菓子あるよ〜」「今年は蝉いないよ」の言葉に騙されて行くけど、結局また蝉で発狂(ry
夏になると、毎年思い出します。
父は未だにネタにする。
母方のじーちゃんはもう死んでしまって、最後は親戚同士でゴタゴタして、お墓がどこか私は知りません。
私は父方のじーちゃんっ子だったんで、母方のじーちゃんにはあまり懐きませんでした。
軍人の偉い人だったとか、会社の重役さんだったとか、とりあえず偉い人だったみたいです。
オーラも強くて声もでかくて、私はちょっと苦手なタイプだったのかもしれない。
私が小さい頃は優しかったような気もするけど、大きくなってからはあまり良い思い出がないような…
母方のじーちゃんが亡くなったのも夏の時期で、お墓参り一度も行ってないなあ…と思ったりします。
最後に会ったのは、危篤になってからでした。
じーちゃんは意識がはっきりしないものの、「かんとくちゃん達になぁ、色んなものを…色んなものを…」とうわ言みたいに言ってて、側には叔母(母の妹)がついてました。
母方のばーちゃんも、母も、早い時期に亡くなってしまったので、叔母からするとじーちゃんはたった一人の肉親でした。
看病もつきっきりでやってて大変だったみたいです。
後から聞いたら、父方からは誰も看病行かなかったとか叔母側から色々文句を言われたそうな。
ばーちゃんが対応してたけど…
なので、最後はゴタゴタでした。
そして、叔母も去年か一昨年に亡くなって、母方の家系はみんないなくなってしまいました。
私は父と、父方のばーちゃんと住んでますが、うちの妹は「結婚したら子供出来て仕事できなくなるのは嫌。まだまだやりたいことあるのに絶対嫌」と言って、独身を貫くそうです。
結構モテるのに勿体ない。
子供がいらない人となら結婚してもいいけど、そう言っても向こうの親が五月蝿いだろうし、旦那になった人も子供欲しくなったりして揉めるのが面倒臭いらしい。
なので、うちの家系を絶やさないようにするには私か弟が結婚して子供作るかのみなんですが、弟は変な恋愛ばかりで何かもう…
しかも特定疾患があって、薬のせいで子供出来ないかもと言ってたような。
ホントかどうかは謎だけど。
で、私は私でこれだからな。
父方の家系も私の代で終わりなのか…
家系が終わることに対してはそんな気にしてないんだけど(いいんだろうか)、お墓どうするんだろう。
今、じーちゃんと母が入ってるお墓があって、私達もそこに入る予定だけど、みんな死んだら誰が世話するんだろう。
無縁仏なのかなあ…
永住供養の墓に移った方がいいんじゃない?と父に提案しようと思ったけど、しっかりしたお墓建ててるし、そんなこと言ったら怒られそうだわ。
まぁ、死んだらみんな一緒だし、無縁仏でもいいか…
と思ったけど、お墓参り行った時にちょいちょい見かける、無縁仏らしきお墓見てると悲しくなる。
時々、帰りにお水あげたりするけど。
妹と一緒に住んでるKさんも結婚する気はサラサラないようで、妹&Kさんの交友関係も広いし、その人達も結婚より仕事、自分の人生優先な人ばかりらしい
理由は色々あるけど、ここではちょっと書けないので(ry
妹の周りの人達は、友達同士で定期的に集まって皆でバーベキューしたりアウトドア楽しんだり、フットサルしたり、一種のサークルみたいな感じかなーと思いました。
Kさんと妹も、車であちこち行ってて人生を謳歌してるし。
で、そんなん見てると楽しそうだなーとは思うんですが、私とはかけ離れた世界過ぎてもう。
妹が「お姉ちゃんも来る?」と誘ってくれたことがあるんだけど、ちょっと書けないですが、歓迎されても私が行くと私自身が「うーん…」と違和感を感じてしまう…かもしれないんだなあ。
とはいえ、妹は病気したり仕事大変でしんどそうだけど、家でグタッとしてリフレッシュするタイプではなく、友達とわいわいやってリフレッシュするタイプのようです。
体力あるのは幼稚園で鍛えられてるからだろなー。
私はインドア過ぎて、アウトドア満喫する人の気持ちがよくわからないし、やりたいとも思わないけど、一度だけ経験したバーベキューは楽しかった(笑
妹見てると私って何なんだろうなあ…と虚しくなる。
生きてて楽しいこともあるけど、何やってるんだろなあ…みたいな。
だからと言って自分からガンガン動くのはしんどくて、だからぼけーっと生きてるんだけど、趣味に没頭する気力もない時はひたすら虚しくなる。
比べても仕方のないことなんですけどね…