〜 散策レポ 〜  千葉   11.11.14



9月26日(散策レポ249)のリベンジへ。

ゆたかさん・Mさんとルーミスシジミをメインに、前回より気合いを入れて

オオキンカメムシ探し。

前回の苦い経験があるので、今回は早めに出発したらかなり早く到着。

寄り道をしながらゆっくりと現地へ向かう。






途中のトイレにて  ヒメノコメ〜とそっくりも、なんとなくオオノコメエダシャクっぽい



現地手前でコカマキリ



そこへゆたかさんが登場。

Mさんが到着するまで別行動で何かいないか探してみる。






遠くにトンビ



特に目立ったものはいないので戻ると、ちょうどMさんが到着。

予定の時間より早いけど、歩き始めることにした。






オツネントンボ



ショウリョウバッタモドキ



アカタテハ









ルーミスポイントはまだ陽が当たらないので後で見ることにして付近を歩く。

8時を過ぎても陽射しがやわらかい。

晩秋にしては暖かな日、今日こそは目的種に会いたい。






最近植物にも興味を持ったご様子のMさん



チャバネセセリ



さっきより近く(といっても100mほどあったかな?)にトンビが止まった






毛繕いを始めた












Mさんとトンビに夢中の頃、ゆたかさんはアワフキムシと戯れていた



時期的にしょうがないかな、目立ったものはあまりいない。

奥の方の水場へ行ってみた。






シマアメンボ






ハンミョウ



あまりいないものの、三人で話しながら歩いていることが楽しい。

今日で三回目となるので、だいぶ息が合ってきたように思う。

三人とも見る目線が異なるので、自分では気がつかないような発見もあったり。






クルマバッタ 緑タイプ



同じく褐色タイプ クルマバッタは地元にいない



その代わり、ここでは地元で普通種のトノサマバッタを見かけない



ニワハンミョウ



おっかない顔だ



ヤマトシジミ



ハラビロカマキリ なんかボケてる…



ホオジロ



Mさんの話ではジョウビタキもいたそうだ。 今冬も鳥を撮りに行こうかな。


けっこう時間をかけて歩いているので、そろそろルーミスシジミのポイントへ。

飛んでいる個体はいない。

前回の感じでは、奥にある木が一番期待できそう。

ゆたかさんが持参した釣竿で木を軽く叩くと、小さい蝶が飛び立った。

ムラサキシジミが混生しているけど、白っぽく見えた姿からおそらくルーミスだろう。

見逃さないように注意して、なんとか着地点を見るとこが出来た。






光の加減でわかりづらいけど…




ちょっと遠かったけど、もう少し近くに来てくれた。






ルーミスシジミ



産地が極めて限られている貴重な種 ここにも乱獲に来る人がいるようだ






ムラサキシジミもいた






他の個体を探しながら歩く



隣の別ゾーンを歩いていると… 今回は現れました。






ヤマビル



前回はいなかったけど、気温が上がってきて少数が活動を始めたようだ。

昨年初めて見た時は、いきなり指先にいたので恐怖心があったけど

今は冷静に見ることができる。

あまり歓迎はしたくないけど、共存していかなければいけない相手なので

じっくり観察してみる。






こんな感じで地面にいると気付かない









ちょっと暗いけど、自然光でも撮影









暑い時期はたっくさんいるらしい。

このゾーンは、ヤマドリが急に飛び立ってビックリしたくらいで何もいなかった。

30分近く経ったので、もう一度さっきの場所へ戻ってみる。






ムラサキシジミ



ルーミスシジミ ここからおりてくれなかった









数個体はいたけど少ないことは確か。

いつまでもここで見られる存在でいてくれることを願いたい。






ナツアカネ






ヒラタグンバイウンカ 隠れ名人だ



以前、我が家に飛んできたテングスケバになんとなく似ている



ホシアワフキ交尾中






類似種がいるが、大きさと腹の線(白毛)が4本なことから、キンケハラナガツチバチと思われる






リンドウが咲いていました






距離はそんなに歩いていないけど、もう昼はとっくに過ぎている。

この三人で歩くと時間の経過が早い。

今日は一人でも行くつもりでいたけど、皆さんオオキンカメムシ探しは

ダブルメインだったようだ。

ここから海沿いまで移動するのであった。


散策レポ264に続く…



ブラウザの戻るでお戻りください